お知らせ

第32回「新宿御苑洋らん展」を開催【11/25~11/29】

温室

本日11月25日より温室にて、新宿御苑の晩秋恒例の催し「洋らん展」が始まりました。

昭和58年(1983)のスタートから今年で32回目をむかえます。
洋らん展の会期中は温室各所に展示台を設け、常設の熱帯植物とともに、洋らんの愛好家からの応募作品165点と、新宿御苑で栽培している洋らんを展示します。

順路の最後には、入賞作品の展示コーナーがあります。一部をご紹介させていただきます。

【写真↑:環境大臣賞 Lycaste Sagano Goldfish】

【写真↑:自然環境局長賞 Paphiopedilum charlesworthii】

【写真↑:新宿御苑所長賞 Cattlianthe Tristar Bouquet Hawaii】

【写真↑:国民公園協会会長賞 Dendrobium formosum Krairit】

洋らんとは、花を鑑賞する目的で栽培されるラン科植物の園芸上の呼称で、カトレアやシンビジウムをはじめ多くの種類があります。
ラン科植物は日本のほか、東南アジア、中南米、アフリカなど熱帯から亜熱帯にかけて広く分布し、18世紀に欧州のプラントハンターにより収集が行われ、主にヨーロッパで盛んに品種改良され、さまざまな交配品種が作出されました。

新宿御苑が日本の本格的な洋らん栽培の発祥の地といわれているのはご存知でしょうか?
新宿御苑と温室、洋ラン栽培は今から約140年前の明治時代より続く長い歴史があります。

明治5年(1872)、徳川家康の家臣・内藤家の江戸屋敷をルーツとする新宿御苑の地に、国内外の農園芸の研究を行う国営の農業機関「内藤新宿農事試験場」が開設され、さまざまな西洋野菜や果物、樹木、花卉などの栽培が行われました。

明治25年(1892)に加温式の洋風温室が建築されると、近代的な促成栽培がよりいっそう進められました。大正から昭和のはじめにかけては、特に洋ランの交配に力を入れ、カトレヤ・シンジュクなど、新宿の名を冠した独自品種を多数作出しました。

大温室とバックヤードの栽培棟では、かつて御苑で作出された独自品種や戦前に作出された品種をはじめ、ワシントン条約で国際的な取引が規制されている原種の洋ランの保護栽培に取り組み、1200種を栽培しています。

香り高く美しいらんの競演は11月29日までです。

■第32回 新宿御苑洋らん展■
【日時】11月25日(火)~11月29日(日)
9:30~15:30 (閉館は16:00)
ただし、11月29日(日)は15:00まで(15:30閉館)
【会場】新宿御苑内 温室
【料金】新宿御苑への入園料が必要です。(一般500円、65歳以上と高校生以上の学生250円)
【内容】洋らんの愛好家から募集した洋らん約165鉢のほか、新宿御苑で栽培されている洋らんを展示します。
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