花壇の植替えを行いました
いつも新宿御苑にご来園いただきまして、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策の一環として、新宿御苑は3月27日より臨時閉園しております。
スタッフ一同、みなさまにご来園いただける日まで、庭園や植物の栽培管理をしっかり行ってまいります。
5月25日(月)、夏季の花壇植栽に向けて、園芸文化協会の園芸家の奥峰子さんに監修をいただき、温室前の丸花壇と、風景式庭園の三角花壇の植え替えを行いました。
これから夏に向けて、長く楽しめる一年草を取り入れてデザインしました。
はじめに丸花壇において植栽を行いました。
日々草(ニチニチソウ/別名ビンカ)はマダガスカル原産でキョウチクトウ科の一年草。
アンゲロニアはオオバコ科で白、ブルー、パープルの三色。
ジニアはメキシコを中心とした南北アメリカ原産の一年草です。
多年草のヒューケラを活かしたデザインです。
花壇の外側に植栽したシロタエギクの白い色合いと花壇全体が調和するように配色よく並べます。
植栽場所が決まったら、花苗の植え込み作業です。
花の生長を予測して、20センチ間隔でバランスよく植えつけました。
こちらは風景式庭園の芝生の中央にある三角花壇です。
こちらは花壇中央にビンカ(ニチニチソウ)のトコナツ、アンゲロニアの白。
ベゴニアはシュウカイドウ科の多年草で緑葉と赤花が鮮やかです。
外側の三角エリアにはベゴニアのほか、ナス科の一年草であるペチュニアの赤と白を植栽しました。
季節にあわせて花壇の雰囲気を楽しんでいただけるよう、三角花壇は真夏にも植替えを予定しております。