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秋の気配を感じるタイワンホトトギス

夏のみどころ

 8月も終わりに近づいていますが、本日は真夏に逆戻りしたような天気となり、園内のお客様も日傘をさしながら散策される方も多くいらしゃいました。ホトトギスというと、秋のイメージがありますが、8月の初めに開花したタイワンホトトギスが現在みごろをむかえています。

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 タイワンホトトギスは、ユリ科の多年草で、花の斑点模様が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから、この名前がつきました。よく似た花にホトトギスがありますが、大きな違いはタイワンホトトギスは枝が分岐し、それぞれに花芽が付くことです。

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 日本では沖縄の西表島で自生していますが、台湾ではごく普通に見られるようです。観賞目的で栽培されることが多く、関東以西の本州、四国、九州では野生化しています。身近な草花ではありますが、自生地での生育環境の悪化などにより、環境省のレッドリストでは絶滅危惧IA類に指定されています。

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 園内ではサービスセンター近くの植え込みでご覧いただけます。近くで観察すると、少し青味がかったような表現しがたい不思議な花色をしています。花の基部に丸いふくらみがあり、雄しべと雌しべが花びらと同じくらいの高さまで伸びているのも特徴的ですね。花期も長くつぼみがたくさんあるので、9月中はきれいな花をお楽しみいただけそうです。まだ暑い園内ですが、小さな秋を探してみませんか。

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