お知らせ

「親子で挑戦!内藤とうがらしプロジェクト」料理教室に講師協力しました

イベント・セミナー

 6月29日(土)、都立新宿高校で「親子で挑戦!内藤とうがらしプロジェクト料理教室」が開催されました。

 6月15日(土)に開催した「内藤とうがらしの苗の親子植付け講座」に続く連続講座の一環で、新宿ゆかりの江戸東京野菜である「内藤とうがらし」をテーマに、内藤とうがらしの料理を作って試食する催しです。

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 講座には小学1年生から6年生のお子さまと保護者の方、日頃から内藤とうがらしプロジェクト活動に取り組む学習院女子大学 内藤とうがらし女子のみなさんや先生など約30名が参加しました。

 私たち国民公園協会も協力を行い、新宿御苑レストランゆりのきの山中シェフが講師となり、内藤とうがらしを楽しむレシピと新宿御苑の魅力をご紹介しました。

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 内藤とうがらしとは、新宿御苑が徳川家康の家臣・内藤家の下屋敷であった江戸時代に、屋敷地内の菜園から新宿一帯へと広まっていった新宿ゆかりの伝統野菜です。江戸のお蕎麦ブームにともなって大変な人気となり、秋のみのりの季節には新宿から大久保にかけて真っ赤なじゅうたんを敷き詰めた光景が広がったそうです。

 都市化にともない、いったん栽培が途絶えてしまいましたが、平成20年(2008)に発足した内藤とうがらしプロジェクトにより、本格的な復活の取り組みが始まりました。

 現在は新宿区内の学校や公共施設、商店街など地元新宿のブランド野菜として愛着をもって育まれており、学校での食育や歴史学習教材としての活用、商品開発など、内藤とうがらしの取り組みの輪が広がっています。

>>内藤とうがらしプロジェクト公式ホームページ

http://naito-togarashi.tokyo/

(写真↓:新宿高校生物部が製作した内藤とうがらし看板)

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 とうがらしというと辛い野菜というイメージが強く、料理に取り入れるのが難しい野菜ではないでしょうか。

 内藤とうがらしはマイルドな辛みと昆布のような旨みがあるのが特徴で、お料理のお出汁として使うことができるほか、食材同士を調和させるまとめ役としても活用できるため、フルーツやアイスクリーム、チョコレートなど、和洋さまざまな食材とも相性が良いのが魅力です。

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 今回のメニューはエコ・ドライカレー&内藤とうがらしごはん、みかんラッシー、内藤とうがらしアイスクリーム とうがらしクッキー添えの3種類。メインからデザートまで、内藤とうがらしをさまざまに取り入れた特製メニューを通して、内藤とうがらしの魅力をお楽しみいただきました。

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 まずはじめに新宿御苑レストランゆりのきの山中シェフが、レシピの説明と調理のデモンストレーションを行いました。

 メインディッシュであるエコ・ドライカレーの「エコ」とは「エコロジー」のこと。環境のことを考えて「買い物」「調理」「片付け」に取り組むことが「エコ・クッキング」です。

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 食材の特徴や調理のポイント、エコ・クッキングの取り組みと効果、食を通して自然環境を守ることの大切さなど、さまざまな話題を交えながら実演調理を行いました。

 上部の鏡には調理の様子が映るので、シェフの手もとの動きを間近で見ることができます。

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 にんじんは皮ごと使うなど食材を無駄なく使う切り方や、調味料を入れた器で水をつぎ足すなど、環境負荷を減らす調理や片付け方のポイントなどを解説しました。

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(写真↑:食材を無駄なく使うことでゴミの量を減らすことが出来ます)

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 山中シェフのデモンストレーションに続いて、参加者のみなさまによる調理と試食が行われました。なかには今日はじめて包丁を持ったというお子さまもいらっしゃたようで、親子で力をあわせながら調理を進めていらっしゃいました。

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 エコ・ドライカレーは旬の野菜をたっぷりつかった素材感が美味しいカレーで、内藤とうがらしがピリリと辛味とうま味を引き立てます。レタスやミニトマト、オリーブ、ハーブ、エディブルフラワーを飾り付けて完成です。

 レタスやトマト、オリーブは新宿御苑が農事試験場だった明治時代に日本ではじめて御苑で栽培され、全国各地へと広まった歴史のある西洋野菜です。

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 食後にはお待ちかねのデザートタイム。バニラビーンズたっぷりのアイスクリームに、内藤とうがらしと苺を使った特製ソースを添えていただきました。「イチゴととうがらし?」と組み合わせにビックリなさる声も聞かれましたが、いざ食べてみると内藤とうがらしの辛さがちょうどいいアクセントになっていて、アイスがより甘く感じられました、との感想をいただきました。

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 最後に山中シェフより「内藤とうがらしをよく知っていくには体験することが大切です。今日のレシピをぜひお家でも作って味わいながら、内藤とうがらしに親しんでくださいね」とまとめのお話がありました。

 国民公園協会新宿御苑は、エコ・クッキング推進委員会との協働のもと、調理担当スタッフ全員がエコ・クッキングナビゲーターの資格を取得し、平成21年(2009)11月より国内の商業施設初となるエコ・クッキングメニューの提供をスタートしました。

 新宿御苑内の飲食施設「レストランゆりのき」と「カフェはなのき」では、新宿ゆかりの内藤とうがらしのほか、都内の農家直送の新鮮な江戸東京野菜を使った地産地消メニューの提供や、環境にやさしいエコ・クッキングの取り組みを進めております。

>>営業案内はこちら「レストランゆりのき」「カフェはなのき

>>エコ・クッキングの取り組みについて詳しくはこちら

 また、カフェはなのき、レストランゆりのきは、とうきょう特産食材使用店にも登録されています。

>>とうきょう特産食材使用店について詳しくはこちら

 新宿御苑にご来園の際には、ぜひ東京・新宿ならではの味わいをお楽しみください。

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