2019新宿御苑みどりフェスタを開催!
ゴールデンウィークに入ってから、雨模様や曇り空の日が続いていましたが、本日は散策するにはちょうど良い、爽やかなお天気に恵まれた1日となりました。みどりの月間にちなんだ恒例イベント「新宿御苑みどりフェスタ」を開催しました。開催にあわせて本日は無料開園日となり、大型連休という事もあり、ご家族連れの方やお友達同士、カップルの方など開園間もなく多くのお客様がご来園され大盛況でした。
みどりの月間とは「みどり」について国民の関心と理解を深めることを目的に、毎年4月15日から5月14日までの1ヶ月間を期間として定められました。期間中には国立公園や地方公共団体など全国各地で自然に親しむ各種行事が開催されます。
新宿御苑みどりフェスタは、自然観察会やクラフトなどの体験プログラムや、全国の国立公園の紹介、物産の販売など「自然とふれあう」をテーマに国立公園などいろいろな団体が参加してブースを出しています。
新宿門では、パークガイドによるガイドウォークや、園内で観察できる木の実を使用したオリジナルクリップ作りのワークショップが行われていました。コウヨウザンの木の実は、「バラみたいで綺麗。」とお客様の人気を独り占めしていました。
母と子の森/クラフトコーナーでは、母と子の森エリアで見られる植物や生き物の紹介や自然観察会が開催されました。ガイドの方にすすめられてザリガニをためらいつつも掴んでみるお子さんや、トチノキの根元にいくつも出てきた実生の苗を発見して、歓喜する声が響きわたり、自然との触れ合いを楽しんでいらっしゃいました。
(※園内の動植物の採取はご遠慮いただいております。ご理解とご協力、よろしくお願いします。)
メイン会場の整形式庭園前の芝生では、大切にしよう「自然とのふれあい」テント、考えてみよう「生物多様性」テント、国立公園について知ろう!「国立公園」テントの3つのエリアに分かれていました。
大切にしよう「自然とのふれあい」テントでは、東京都の自然公園やビジターセンターや環境教育や里山保全について紹介していました。私たち国民公園協会もブースを出しました。新宿御苑の木でコースターや木のメダルなどオリジナルグッズを作ってお楽しみいただきました。
考えてみよう「生物多様性」テントでは、植物園で展開する保全活動や絶滅のおそれのある植物、生きもののつながりなどを考えるブースとなっています。大温室鑑賞教室やバックヤードツアーも行われ、多くの方が参加されていました。
国立公園について知ろう!「国立公園」テントでは、各国立公園がブースを出し、綺麗な景色写真をパネル展示で紹介していました。
新宿御苑は、ゴールデンウィーク中も休まず開園いたします。小鳥たちの軽快な歌声が響き、緑濃くなってきた樹々のなか御苑でのんびりと散策はいかがでしょうか。