ツバキカンザクラがみごろです
今日は朝からしっかりと雨が降って、乾燥気味だった園内を潤してくれています。このしっとりした空気のせいか、それほど寒さは感じません。来園されたお客様もこの雨の恵みを感じながらゆったりと散策されているようです。
園内ではツバキカンザクラがみごろをむかえています。
みごろをむかえているツバキカンザクラは、新宿門からサービスセンターに向かう園路の左側に植栽されています。枝先にかたまって下向きに咲いているので、下からのぞくとお花の様子をはっきりと見ることができます。雨粒をまとって嬉しそうに見えますね。
ツバキカンザクラはカラミザクラとカンヒザクラの種間雑種と考えられています。愛媛県松山市の伊豫豆比古命神社(イヨズヒコノミコトジンジャ)に原木があり、この神社が「椿神社」とも呼ばれていることからツバキカンザクラと名づけられたとのことです。
日本庭園のツバキカンザクラは、現在五分咲き程度です。こちらももうすぐみごろになりそうです。場所は中央休憩所裏の四阿(あずまや)横になります。お天気にもよりますが、園内のツバキカンザクラは3月上旬頃までお楽しみいただけそうです。晴れの日、雨の日それぞれの園内の表情をお楽しみください。