ご存知ですか?ミッキーマウスノキ
昨日に引き続き今日も厚い雲が空を覆っています。気温も低めですが、その分開花中のお花は長く楽しめますね。
大温室では、ミッキーマウスノキが黄色い花を咲かせています。
ミッキーマウスノキは熱帯アフリカに原生するオクナ科の小低木で、高さは2mくらいになります。
花が終わると、萼とその下部が緑色から赤色へと鮮やかに変化していきます。そして緑色の豆粒大の実を5個つけますが、実はだんだんと赤くなり、最終的には黒色へと変化していきます。赤と黒のくっきりとした姿がミッキーマウスのように見えることから、この名前がついたようです。
【写真↑:13年5月12日撮影】
今年は早くから咲き始めたので、今ならつぼみ、花、実と全て観察できます。
今は、まだミッキーマウスの色にはなっていませんが、これからの変化が楽しみですね。
また、乾燥地の植物コーナーでは、ススキノキの花穂が2m程伸びて開花の時を待っています。もうしばらくすると大迫力の花が楽しめそうです。
温室の池では、職員手作りのいかだにランが乗って浮かんでいます。色鮮やかな植物が楽しめる大温室、今日のような少し寒い日に、ゆっくり散策してみませんか?