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菊花壇解説展を開催しています

イベント・セミナー

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 秋の新宿御苑といえば艶やかな菊。「菊花壇展」を楽しみに待っていらっしゃる方も多いと思います。いよいよ明日から日本庭園を会場に「菊花壇展」が始まります。それに先駆けて、インフォメーションセンター内のアートギャラリーでは『菊花壇解説展』を開催しています。

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 会場のアートギャラリーには色鮮やかな菊の鉢植えがたくさん飾られ、館内はいい香りが漂っています。各花壇の切り花の展示もありますので、実際のお花を近くで見ながら、説明パネルをご覧いただけるようになっています。

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 菊花壇展は、明治11年(1878)に赤坂御所で催された皇室行事「菊花拝観」がルーツとなっています。明治37年(1904)からは展示会用の菊の栽培が始まり、昭和4年(1929)には会場を新宿御苑に移して開催されました。新宿御苑は昭和24年(1949)に国民公園として開放され、皇室ゆかりの菊花壇展をはじめて一般に公開しました。現在も宮内省時代の伝統的な展示様式を引き継ぎ、日本の古典菊の品種を維持しながら継続しています。そんな歴史をパネルで詳しくご紹介しているコーナーもあります。

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 一つの株から500以上の花を咲かせる大作り花壇は、その技術に驚かれる方も多いと思いますが、一年以上かけている制作工程は映像でご案内しています。

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 特に今年は、「明治150年特別展示」ということで、明治時代につくられていた「六角花壇」を、会場の日本庭園入り口近くに再現しています。その制作工程を写真付きで詳しくご紹介するコーナーもあります。

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 エコハウスでは『菊花へのまなざし展』も開催しています。西洋から見た観菊会と文学作品に登場する菊にまつわる文章をご紹介しています。

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 是非インフォメーションセンターの「菊花壇解説展」とエコハウスの「菊花へのまなざし」展にご来場ください。

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【写真↑:新宿門の大作り】

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皇室ゆかりの伝統を受け継ぐ新宿御苑の菊花壇。

晩秋の日本庭園を特色あふれる菊の花々があでやかに彩ります。

趣あふれる日本の伝統美の世界をご鑑賞ください。

 

★詳細はこちら>>環境省 新宿御苑管理事務所ウェブサイト

 

明治150年記念事業の一環として、明治天皇の誕生日である文化の日【11/3(土)】は無料開園いたします。

 

(1)新宿御苑菊花壇展

■日時:

2018年11月1日(木)~11月15日(木)(期間中は無休)

9:00~16:00(閉門は16:30)

■会場:

新宿御苑内 日本庭園(東京都新宿区内藤町11)

■料金:

新宿御苑への入園料が必要です。(大人200円、小・中学生50円)

■内容:

皇室の伝統園芸を受け継ぐ「菊花壇展」を開催します。

>>菊花壇展の様子はこちら

 

(2)菊花壇解説展

■日時:

2018年10月30日(火)~11月18日(日)(期間中は無休)

9:00~16:30(最終日は15:00まで)

■会場:

新宿御苑インフォメーションセンター 1階アートギャラリー

■料金:

無料

■内容:

新宿御苑菊花壇展の魅力を分かりやすくご案内します。

>>菊花壇解説展の様子はこちら

 

(3)明治150年企画「菊花へのまなざし」展

■日時:

2018年10月30日(火)~11月18日(日)(期間中は無休)

9:00~16:00(閉門は16:30)

■会場:

レストランゆりのき(エコハウス)展示室

>>菊花へのまなざし展の様子はこちら

 

今年は、明治150年記念事業の一環として、普段立ち入れない菊の栽培所を公開するとともに、パークボランティアによる菊花壇展のガイドウォークを以下の日程で行います。

 

(4)菊栽培所の特別公開

■日時:

2018年11月1日(木)から15日(木)まで

■時間:

午前9時から午後4時まで

■場所:

菊栽培所 ※千駄ヶ谷門寄りにあります芝生広場の近くからご入場ください

>>特別公開の様子はこちら

 

(5)菊花壇展のガイドウォーク

■実施日:

2018年11月1日(木)、4日(日)、6日(火)、8日(木)、11日(日)、13日(火)、15日(木)

行事カレンダーはこちら

■時間:

①午前10時30分から ②午後1時30分から

■場所:

当日開始時間までに、新宿門を入ってすぐ右側にある案内看板前へお集まりください。

>>ガイドの様子はこちら

 

この期間だけの特別な新宿御苑を是非お楽しみください。

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