お知らせ

安心できる御苑を守る人たち

庭園を守る取り組み

 昨日29日、台風12号が関東に上陸して午後から非常に激しい雨風となりました。夜には東京を抜けて、本日は台風一過とばかりに青空が広がり、気温がぐんぐんと上がり真夏日となっています。

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 開園前には新宿御苑の安全を守るため、巡視スタッフや植生担当スタッフなどを中心に、倒木や折れ枝の確認を行いました。特に大きな被害はありませんでしたが、千駄ヶ谷外周園路では、ヤマザクラの枝折れがあり、植栽担当スタッフが片付け作業にあたりました。

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 チェンソーを使用して、折れた枝を持ち運べるサイズに切っていきます。

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 枝を切った後は、切り口からの雨水や菌の侵入や枯れを防ぐために融合剤を塗ってコーティングします。人間がケガをした時に消毒液を塗るように、桜の木も丁寧に仕上げていきます。

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『切られた木はどうなるんだい?』とお客様。

 撤去した枝は集積所へ運び、チップにした後、園内の植栽エリア等へかえして、自然の命のサイクルへと繋いでゆきます。

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 今回はそれほど大きな被害はありませんでしたが、庭園を守るため今後も職員一同、ご来園のみなさまの利用の安全を最優先に、園地や施設の安全確認に努めてまいります。

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