オオシマザクラがみごろです
新宿御苑では、本日ソメイヨシノが満開になりました。うっすらと雲がかかる過ごしやすい春の一日、今日もたくさんのお客様が来園され桜を楽しまれています。
園内各所では、オオシマザクラも見ごろをむかえています。
オオシマザクラは南関東の伊豆諸島を中心に分布し、とくに伊豆大島に多いことが名前の由来です。開花と同時に若葉が芽吹き、真っ白な花と若葉の緑がとてもさわやかで、スタッフの間でも人気です。塩漬けにしたオオシマザクラの葉は桜もちを包むために使われていますが花にも甘い香りがあります。
丸花壇近くのオオシマザクラはヨウコウやアマギヨシノの仲間が近くに植栽されているので濃いピンクをバックにオオシマザクラをご覧いただける人気のスポットです。今日はヨウコウが散り始めていてピンクのジュウタンもあり、ピンクに囲まれたオオシマザクラをお楽しみいただけました。
中の池のほとりレストハウス近くにもオオシマザクラの大木があります。ここは広々としたエリアに植栽されているので、枝を悠々と伸ばして足元近くにまで花が咲いています。
桜園地にもオオシマザクラが数本植栽されています。ピンク色の桜の中で大きなオオシマザクラの存在がひと際目立っています。高い梢からはチュピチュピ、チュピチュピとシジュウカラのさえずりが聞こえてきて幸せな気持ちになりました。
桜園地のツツジ山側に並ぶベンチは人気の憩いスポットです。ツツジ山の向こうにソメイヨシノが咲くイギリス風景式庭園を眺めることができます。お客様はお団子を食べたり、お話しをされたり思い思いに楽しまれていました。
新宿御苑は約65種約1000本の桜の植栽があります。ソメイヨシノまで渡ったバトンは次に八重桜へとつながります。園内各所ではヤエベニシダレやシロタエが咲き始め主役になる日を待っています。次々に主役のバトンが移る新宿御苑の桜をお楽しみください。
【写真:ヤエベニシダレ】
【写真:シロタエ】
【お願い】園内へのアルコールの持込は禁止しております。入園門において手荷物検査を行う場合がありますので、ご協力お願いいたします。(園内での販売も行っておりません)