新宿高校の奉仕活動が行われました
本日は、東京都立新宿高校1年生、8クラス320人の生徒が、新宿御苑の美化・清掃活動を行いました。新宿高校は、新宿御苑の西側に位置する学校で、2007年より毎年、春と秋に、総合学習の時間を利用した奉仕活動の授業を実施していて、今年度は第1回目となります。
朝からポツッ♪ポツッ♪と雨の雫が葉を打ち鳴らす軽快な音を鳴らしながら降っていた雨も、お昼過ぎには上がりました。雨で冷やされた空気は心地よく、作業しやすい日となりました。
新宿門を入ってすぐの芝生広場に集合し、新宿御苑の庭園管理業務の担当職員から作業内容の説明をしました。生徒の皆さんは真剣に聞いていらっしゃいました。
説明受けた後は、菊の鉢洗い班、ペットボトル分別班、除草班に分かれて作業開始!
菊の鉢洗い班は菊栽培ヤードに移動して、菊の栽培で使用された鉢洗いを行いました。汚れた鉢を運ぶ人、鉢を洗う人に分かれて連携して作業を進めていました。
(大きな水槽に鉢を沈めて鉢を洗います。)
缶・ペットボトル分別班は、バックヤードにあるエコステーションでペットボトルの分別をやりました。主にペットボトルの蓋を開けて飲み残しの中身を捨てたり、蓋と本体を分けたり、袋の中に混ざっている缶を分ける作業です。
除草班は、フランス式整形庭園のプラタナス並木の足元に生えている雑草の除去作業を行いました。各自に渡された袋いっぱいになるまで一生懸命作業を行い、山が出来るほどいっぱいに雑草を取っていただきました。
生徒のみなさんには、この奉仕活動の取り組みが新宿御苑の豊かな自然を守る力になると感じていただけたのではないでしょうか。
新宿高校の生徒のみなさん、ありがとうございました。