オドリコソウ咲く道
朝のうちは厚い雲が空を覆い、肌寒いくらいでしたが、お昼近くなって、お日様が顔をだすとポカポカと暖かくなり散策にぴったりの陽気になってきました。
新宿門から入り、昨日ご紹介した『ラクウショウとオオアマナ類』を通り越し、しばらく進んでいきますと、外周路の園路沿いでオドリコソウがみごろをむかえています。
オドリコソウは、シソ科オドリコソウ属の多年草で、花のつき方が、笠をかぶった踊り子達が並んだ姿に似ているというのが名前の由来です。
この道では白色、薄ピンク色、濃いピンク色のオドリコソウをみることができます。透明感のある花びらが可愛らしいですね。
足元にオドリコソウが群生する、この木陰の道は優しい風が吹き抜けて、ゆったりとお散歩するのにぴったりです。
そして、千駄ヶ谷門近くには、キバナオドリコソウが咲いています。黄色い花はもちろんですが、斑入りの葉も綺麗で、見事なグランドカバーになっています。
新緑が眩しい新宿御苑の春をお楽しみください。
植物は園路からお楽しみいただきますようお願いいたします。