ケンロクエンキクザクラがみごろです
今日は朝から晴れ、気温もぐんぐん上昇し25℃を超える夏日となりました。桜のシーズンがフィナーレを迎えている園内、フランス式整形庭園から下の池に向かう道の途中ではケンロクエンキクザクラがみごろをむかえています。
ケンロクエンキクザクラはサトザクラの栽培品種で、石川県金沢市の兼六園に国の天然記念物に指定された原木がありました。菊咲きの細い花びらの数は100枚から350枚を超えるものもあるようです。豪華な花びらですが淡い色合いなので可憐な印象です。
開花と同時に若葉が伸びる品種なので、遠目だと葉が生い茂っていて、一見花が分かりづらいですが、木の近くまで寄って見上げてみると、玉のように丸々とした花がたくさん咲いています。
同じ菊咲きのバイゴジジュズカケザクラもフランス庭園近くなどで咲き進んでいますので、見比べてみてはいかがでしょうか。