緑と黄色の桜めぐり
「緑と黄色の桜は咲きましたか?」最近お問い合わせの多い桜、ウコン(鬱金)とギョイコウ(御衣黄)がお楽しみいただけます。
本日は霞がかった雲が広がっているものの気温は20℃を越えて、散策しているとうっすらと汗ばむ陽気となっています。
園内を時折強い風が吹き込み、ソメイヨシノの花吹雪が舞います。
ご来園されたお客様は、「雪みたい!」、「綺麗!」と園内各所で歓声が上がっていました。
お先に紹介するのは、黄色の桜でお馴染みの「ウコン」。連日の暖かさで咲き進み、サービスセンター近くでみごろとなっています。半八重の花は淡い黄緑色で、ショウガ科のウコンの根で染めた「鬱金色」に似ていることからこの名前がつけられたようです。
「今年はウコン色の花が見れて良かったわ!」とお客様。
咲きはじめたばかりの花は黄緑色をしていますが、咲き進むと花色が中央部から赤みを帯びて、花色が変化します。
次にご紹介するのは、レストハウス近くに植栽されている「緑の桜」で人気を集めるギョイコウです。ギョイコウは、つぼみも花も緑色で、気付かずに通り過ぎてしまうお客さまもいらっしゃいます。
ギョイコウの花は、小ぶりで花びらが細く、白や緑の筋が入り、先端がやや反り返るのが特徴です。木によってはウコンにそっくりな花が咲いたり、すじの入り方が違うものなどがあるようです。
八重桜がみごろを迎えた園内で、花色の違う桜をお楽しみください。