青空に広がるピンク色!みごろの桜と笑顔満開のツーショット♪
今日は気温が16℃まで上がり、太陽のぬくもりが心地よいポカポカ陽気となりました。
暖かさに誘われるように、園内各所でサクラの花々がつぼみを開いています。
玉藻池近くのイギリス風景式庭園の芝生では、エドヒガン(江戸彼岸)がみごろをむかえました。
満開の花でピンク色に染まった枝を、澄んだ青空いっぱいに伸ばしています。
華やかな木のまわりには、桜との記念写真を楽しむお客さまの輪ができあがっていました。
エドヒガン(江戸彼岸)は東北から九州にかけてのほか、韓国の済州島にも分布している野生種の桜です。
生長すると樹高30メートルを超す大木となります。
長生きする木としても知られており、全国各地に天然記念物に指定された老木や巨樹が多くあります。
「このエドヒガンは年々、大きくなっていますね!」とお客さま。
御苑の木は樹高およそ8メートルほどの若い木ではありますが、広々とした芝生に1本のみ植えられ、のびのびと枝を伸ばしています。
まわりに遮るものがないので、年を重ねるごとにだんだんと枝ぶりも大きくなっており、木の生長を楽しみにされるお客さまもいらっしゃるようです。
花は小輪の一重咲きで、花色は白色から農紅色までと木それぞれに個体差があります。
葉っぱが出るより先に花が咲く特徴があり、ソメイヨシノをはじめ、シダレザクラやコヒガンなど多くの栽培品種の桜の親種となっています。
園内散策の際はぜひご覧ください。
昨日2日、気象庁より東京都心の桜(ソメイヨシノ)が全国でもっとも早く満開になったとの発表がありました。
新宿御苑の染井吉野は寒さの影響でゆっくりと開花しており、今日で全体が4分咲きほどまで咲きすすみました。みごろは4月5日以降になる見込みです。
(写真:イギリス風景式庭園)
桜咲く新宿御苑で憩いのひと時をお過ごしください。