色とりどりの春色パレット♪いろいろな春の花も咲いています
新宿門近くの芝生広場に、華やかな色彩が目をひくスポットがあります。
こちらでは先日ご紹介したハチジョウキブシに続いて、ユキヤナギやチョウセンレンギョウ、サクラの陽光(ヨウコウ)がみごろをむかえています。
春らしい彩りの花々が咲きそろい、まるで春色を集めたパレットのよう。
新宿門より入園してすぐのエリアということもあり、「あら、あのあたりがきれいじゃない!」と一番に足を運ばれるお客様も多くいらっしゃいます。
長く垂れ下る花穂が印象的なこちらはハチジョウキブシ(八丈五倍子)です。
淡いレモン色の花色に、ぴょこっと顔を出した黄緑色の新芽が可愛らしいアクセントになっています。
木全体が真っ白に染まっているのはユキヤナギ(雪柳)です。
ヤナギの木のようにふんわりと伸び広がる枝ぶりと、まるで雪が降り積もったかのような花姿から名づけられました。
おとなりの黄色い花はチョウセンレンギョウ(朝鮮連翹)です。
背の低い木ですが、元気いっぱいビタミンカラーの花色が鮮やかですね。
レンギョウは古くは薬用植物として利用されましたが、近年は庭木や公園樹として花を鑑賞するために植えられることが多いようです。
ピンク色に染まった木はサクラの陽光(ヨウコウ)です。
おなじみ染井吉野よりも濃いピンクの花色が特徴です。
桜色の装いは遠目にも「桜が咲いているね!」と一目で分かるほどで、染井吉野よりもひと足早い桜との記念写真を楽しむお客様でにぎわっていました。
今日は朝から雨がそぼ降る肌寒い一日となりました。
ご来園のお客様もコートやジャケット、手袋、マフラーなどのあたたかな装いで、みごろの桜を愛でていらっしゃいました。
(写真:玉藻池のタカトオコヒガン)
サクラと春の花々の競演をお楽しみください。