ナンテンの実がみごろです!
本日は気温がぐっと下がり、朝からしとしと降っていた雨はいつしか、みぞれに変わりました。時折、みぞれに交じって、真綿のような雪の花がフワフワと舞っています。ご来園されたお客様は、コートに手袋やマフラー、ニットの帽子などをお召しになって、園内散策を楽しまれていらっしゃいます。
日本庭園の水辺に建つ、歴史建造物・旧御凉亭の入口近くで、ナンテンの実がみごろとなりました。
初夏には可愛らしい小さな白い花が房状に咲いていましたが、現在は枝がしなるほどに果実をたわわに実らせています。
深緑の葉の上に真っ赤に染まった実のコントラストが美しく、遠くからでも目を惹きますね!熟した実は、新宿御苑で暮らしている鳥たちにとって、冬の間の貴重な食料となります。タイミングが合えば、鳥たちのお食事風景もお楽しみいただけます。
庭木としてよく植栽されているナンテンですが、真っ赤に染まった実を使って、雪で作った兎の目に使うなど、遊んだ思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
うっすらと雪化粧した新宿御苑で秋の実りをお楽しみください。