ケンロクエンキクザクラがみごろです
青空が広がる穏やかな朝になりました。フランス式整形庭園から下の池に向かう道の途中ではケンロクエンキクザクラがみごろをむかえています。
淡い色合いの花が、開花と同時に伸びはじめた緑色の若葉に隠れるように咲いています。横に植栽されているカンザンに目を奪われていると見過ごしてしまいそうですが、見上げてみるとポンポンポンと小さなお菓子のような花をたくさん付けています。
サトザクラの栽培品種で、石川県金沢市の兼六園に国の天然記念物に指定された原木がありました。菊咲きの細い花びらの数は100枚から350枚を超えるものもあるようです。豪華な花びらですが淡い色合いなので可憐な印象ですね。
葉と葉の間に零れるように咲く満開のケンロクエンキクザクラ。24日頃まで綺麗にご覧いただけそうです。