ツツジと八重桜の競演
千駄ヶ谷門から入ってすぐのツツジ山で、ツツジがみごろをむかえました。さわやかな新緑の景色のなか、紅色や赤紫色、朱色、白、ピンクの花がひときわ鮮やかに咲いています。
(写真:ツツジ山)
今日も気温はぐんぐん上がり、新宿区の最高気温は5月上旬並みの20℃となりました。緑まぶしく過ごしやすい季節とあって、平日ではありますが、開園と同時に国内外からたくさんのお客さまがいらっしゃいました。
園内はカンザンやフゲンゾウ、フクロクジュなどの晩春の八重桜に続いて、ケンロクエンキクザクラ、バイゴジジュズカケザクラなどの菊桜も咲きそろいました。2月からスタートした新宿御苑の桜シーズンもまもなくフィナーレとなりそうです。
(写真:レストハウス近く)
中央休憩所からレストハウス、中の池にかけての一帯は、さまざまな八重桜が咲きそろい、いま一番のおすすめエリアとなっています。
春らしいピンク色の八重桜と、淡い黄緑色に包まれた新緑のやわらかい景色のなか、はっと目をひく鮮やかさはツツジの花色です。
(写真:中の池)
レストハウスを背にして中の池をはさんだ対岸(千駄ヶ谷門側)のツツジ山で、八重桜とともにツツジがみごろをむかえています。
ツツジ山は名前の通り、約170本ものツツジの木を植栽したエリアです。ころんと丸い形の木が、紅色や赤紫色、オレンジ色など、色とりどりに染まっています。
ツツジ山のまわりでも晩春の八重桜が咲き、ツツジと八重桜が一緒にみごろをむかえています。
都会のオアシス・新宿御苑でゆったりとしたひとときをお過ごしください。