さわやか!オオシマザクラが見ごろです。
昨晩は雹や雷雨の荒れ模様でしたが、今朝は一転、青空か眩しい穏やかな花見日和になりました。今日もたくさんのお客様が開園前から並んでいらっしゃいました。園内が日に日にピンクに色に染まりゆく園内各所で、真白なオオシマザクラが見ごろをむかえ目をひいています。
ピンク色の花を咲かせるサクラが多い中、真白な花そして開花と同時に若葉が芽吹くことが特徴の清涼感漂うサクラです。こちらは千駄ヶ谷券売所近くの芝生広場(菊ヤード側)のオオシマザクラです。ちょうど見ごろになっています。高いところで咲いていて青空に映えています。
桜園地の中央では2本のオオシマザクラが見ごろをむかえています。野生のサクラらしく枝を自由に伸ばして悠々とした印象です。
オオシマザクラは大きな花をつけるので観賞用に広く栽培され、オオシマザクラから様々な観賞価値が高い栽培品種が生まれました。ソメイヨシノもオオシマザクラとエドヒガンの種間雑種と考えられています。
桜園地のツツジ山寄りのオオシマザクラは、まだ蕾も多く3分咲きといったところです。
若葉の芽吹く姿は春の勢いを感じますね。お馴染みの桜餅につかわれているのが、このオオシマザクラの葉です。
中の池のオオシマザクラは2分咲き。出番を待っているかのようです。
中の池と下ノ池の間からフランス式庭園に向かう園路沿いのオオシマザクラはまだ蕾が堅く、のんびりやさんのようです。
そして、こちらは今日の人気スポットは温室前丸花壇です。オオシマザクラとヨウコウのコンビネーションが見事です。たくさんのお客様が撮影を楽しんでいらっしゃいました。
こちらのオオシマザクラは、ほんのりとピンクがかっていますね。頬を染めた少女のように愛らしい姿です。
毎日、表情を変えてゆく春の新宿御苑をお楽しみください。