エドヒガンが咲きはじめました
今日は朝からぱらぱらと雨が降っていましたが、開園時間までには止み、しっとりとした雰囲気の園内をたくさんのお客様が散策されていました。花の開花とともに春の足音が聞こえてきた園内、玉藻池の近くではエドヒガンが開花しました。
エドヒガンは本州から九州、朝鮮半島にかけて分布する自生種です。春の彼岸ごろに咲くことから、彼岸桜(ヒガンザクラ)や東彼岸(アズマヒガン)とも呼ばれています。植栽されているのはこの一本だけですが、枝ぶりが良く、満開になった時には木の下でお花見を楽しまれるお客様が多い人気のスポットです。
花つきが良いことから様々な品種の作出に使われました。桜でおなじみのソメイヨシノをはじめ、シダレザクラやコヒガンなどもエドヒガンから生まれた園芸品種です。
園内にもたくさんエドヒガンから生まれた品種がありますので探してみてはいかがでしょうか?