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コヒガンがみごろです

新宿御苑の見どころ

 今日は朝から曇り空で肌寒く、時折氷の粒が天から落ちてきましたが、徐々に太陽の光が射してきました。冬の寒さが戻ってきたような園内、芝生広場ではコヒガンがみごろをむかえています。

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(写真:コヒガン)

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(写真:玉藻池近くのエドヒガン)

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(写真:母と子の森のマメザクラ)

 コヒガンはマメザクラとエドヒガンの雑種と考えられており、ひょうたんの様な形が可愛らしい萼(ガク)と、淡いピンク色の花が集まって咲く姿を見ると、エドヒガンの特徴がよく現れているように思います。

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 春分・秋分の日を挟んだ前後各3日を合わせた7日間を彼岸と呼びます。このうち春の彼岸の頃に咲くコヒガンは、「彼岸桜」とも呼ばれています。江戸時代から栽培されていて、あまり大きく育たず花つきが良いので、庭木としてよく用いられてきました。

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 芝生広場の株は木いっぱいに花をつけ、まるで花のカーテンのようです。地面すれすれまで枝が降りてきているので、小さなお子様も花を近くでお楽しみいただける人気スポットです。春本番を迎えつつある新宿御苑をお楽しみください。

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