チカラシバが見ごろです!
朝晩は冷え込みますが、日中は太陽の光がぽかぽかと暖かな秋らしいお天気に恵まれました。きらきらした日差しの中、涼しい風が園内を吹き抜けていきます。
母と子の森などでは「チカラシバ」がみごろをむかえています。
こちらは西休憩所正面の草原広場です。まるでタヌキがひょっこりと出てきそうな小路を進んで、チカラシバの中に佇んでいると大都会新宿にいることを忘れてしまいそうな景色が広がっています。
チカラシバはイネ科の植物です。非常にしっかりした草で簡単には引き抜けないのが名前の由来です。
近付いて穂をよく観察すると、まるで哺乳瓶を洗うブラシによく似ていますね。天気の良い午前中ですと、日差しを浴びて穂先が赤紫に光り幻想的な景色もお楽しみいただけます。
母と子の森は、武蔵野の雑木林を思わせる自然観察フィールドです。都会の喧騒を忘れるように、鳥や虫たちの鳴き声が響き、静かな時間が流れています。お弁当や本を持って、のんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか?