タイワンホトトギスがみごろです
サービスセンター近くのタイワンホトトギスがみごろをむかえました。8月5日に開花をお知らせしてから、徐々に花数を増やし、いまでは植え込みいっぱいに花が咲いています。
タイワンホトトギスの花はひとつが3センチほどの小さな花です。薄紫色の花びらには濃い色でてんてんと模様が入ります。花の中央からは、まるで噴水のように、おしべとめしべが伸びています。
名前が表す通り、台湾に自生していて、花の模様が鳥の杜鵑(ホトトギス)の胸のまだら模様に似ていることから「タイワンホトトギス」と呼ばれるようになりました。日本では沖縄県の西表島に自生していますが、生息環境の悪化から環境省のレッドリストでは絶滅危惧IA類に指定されています。
タイワンホトトギスは花期がとても長く、例年11月上旬頃まで花をお楽しみいただけます。日々、秋の深まる新宿御苑で、憩いのひと時をお過ごしください。