白と名に付く3つの桜がみごろです
シロタエ(白妙)、シラユキ(白雪)、タイハク(太白)と、名前に『白』という漢字が入る3つの桜が園内でみごろをむかえています。桜というと、ソメイヨシノの様に花がピンク色をしているイメージが強いですが、この3種の桜は真っ白な花を咲かせます。
エコハウス近くや日本庭園に植栽されているシロタエは、満開になると直径が約5cmほどにもなる大輪八重咲きです。「大きくてゴージャスね」とお客様。一つの花に、15枚もの純白の花びらを持ち、一重咲きのサクラとはまた違った魅力あふれる華やかなサクラです。
サービスセンター近くや日本庭園・上の池などの近くに植栽されているシラユキは、花の白さを雪にたとえたのが名前の由来と言われています。花びらが散っている様子はまるで雪が舞っているようです。
日本庭園・上の池のシラユキの近くに植栽されているタイハクは、イギリスの園芸家・イングラムが栽培を始めた品種です。元公爵の鷹司信輔により太白と命名され、1932年に日本に移入されました。花びらは、しわ状のうねりを持っているのが特徴です。
日本庭園には三種類とも植栽されているので見比べてみてはいかがでしょうか?