新宿御苑で桜と過ごす休日
先日3月23日に気象庁から東京都心の桜(靖国神社の標準木)の開花が発表されて、今日は最初の週末。春本番のうららかな陽気と予報が出ていましたが、うっすらと灰色の雲が空を覆っているためか開園間もない時間は少し肌寒さを感じましたが、お昼過ぎごろから気温がぐんぐんと上がり、お花見日和となりました。約4万7千人のお客様が来園され、大変なにぎわいとなりました。
新宿御苑では、22日に桜(染井吉野)の開花をお知らせして1週間経ちましたが、気温が低かったため開花の足並みはゆっくりとなっています。本日のソメイヨシノの咲き具合は、園内全体で開花~4分咲といったところで、これから数日暖かい日が続くようなので3月30日以降には満開となりそうです。
丸花壇近くのヨウコウや下の池近くのタカトウコヒガンなど、一足先にみごろをむかえたサクラの木の周りでは、多くの方がレジャーシートを広げて、ご家族やお友達などとお花見を楽しんでいらっしゃいます。
「満開のソメイヨシノも綺麗だけど、つぼみと花が入り交じって咲くこの時期も好きなの」とお客様。
花の薄ピンク色とつぼみの濃いピンク色が交じり合い、満開時には見られない風景が広がっています。
新宿御苑の桜シーズンは始まったばかりです。みごろの桜を愛でながら、春のひと時をお楽しみください。
【お願い】園内へのアルコールの持込は禁止しております。入園門において手荷物検査を行う場合がありますので、ご協力お願いいたします。(園内での販売も行っておりません)