母と子の森自然教室「冬の生き物をさがそう」開催
本日、母と子の森自然教室「冬の生き物をさがそう」を開催しました。今日は曇り空で肌寒く、冬らしいお天気となりましたが、参加されたお子様たちは元気いっぱいで、自然観察フィールド・母と子の森を探検して、寒い冬に生きものたちがどのように暮らしているのかを観察しました。
西休憩所に集合した後、4班に分かれ森の中に出発!
くさはら広場ではモグラの穴を発見。子ども達は穴に手を入れてみて、「ちゃんと穴がある」「どこにつながっているのかな」と興味津々な様子でした。
森の池では、色々な冬芽を観察しました。冬芽を触って感触を楽しんでみたり、虫めがねでじっくり観察したりしました。
「これはべたべたする」「顔みたいな跡があるよ」など、植物たちの冬の姿を見比べていました。
日本庭園・上の池では、コイや冬鳥のカモ類の観察しました。「コイいっぱいいるね」「カモ見れたよ」と、羽を休めている鳥たちの観察は大人気でした。しかし、ひときわ歓声が上がったのは、オシドリ。双眼鏡を使用してのオシドリのオスの観察は、「すごいきれい!」、「初めて見た。」など、参加者の熱い視線を集めていました。
最後に自然教室の講師をつとめたボランティアグループ・新宿御苑森の会から「植物も動物と同じように生きていて、寒い冬はあたたかい春に向けて準備しているんだよ」との、まとめがありました。
落葉樹が葉を落とし寒々しい森の中でも、生き物たちはじっと我慢してあたたかな春を待ち続けています。近所の公園などでも色々なところにいきものたちは潜んでいるので、驚かさないように観察して、自然に親しんでみてははいかがでしょうか。