1月10日~12日「江戸東京野菜市場in新宿御苑」を開催
本日より、インフォメーションセンター前広場にて「江戸東京野菜市場」が始まりました。新宿ゆかりの江戸東京野菜である内藤とうがらしをはじめ、内藤かぼちゃや亀戸大根などの伝統の江戸東京野菜と、いまが旬の新鮮な東京産野菜をご紹介しています。
内藤とうがらしはマイルドな辛みと旨味が特徴のとうがらしです。新宿御苑が内藤家の屋敷地だった江戸時代に栽培がはじまりました。当時、江戸でそばに添える薬味として人気となり、秋の実りの季節には周辺の畑一帯が真っ赤に染まるほど、広く栽培されていました。
野菜市場の一角に設けられた内藤とうがらしコーナーでは、内藤とうがらしの風味をいかした七味やスパイス、ドレッシング、からし高菜や柚子胡椒などが並びます。
内藤かぼちゃ(写真右)も、新宿ゆかりの江戸東京野菜のひとつです。内藤とうがらしとともに、内藤家の菜園(現在の新宿御苑)で栽培がはじまりました。淀橋や中野付近でも栽培されたことから、淀橋カボチャともいわれています。自然な甘みが特徴の日本かぼちゃで、水分が多いため、焼いたり、天ぷらにして食べるのがおすすめです。
このほか、江戸東京野菜の「しんとり菜」「伝統小松菜」「亀戸大根」「滝野川ごぼう」が並ぶほか、東京産の野菜では伝統の土垂(さといも)やブロッコリー、あわび茸、葉付き赤ビーツ、春菊、ルッコラ、プチベール、スナップエンドウ、ハーブ各種なども取りそろえています。
※野菜は数量限定のため完売になる場合がございます。
また、新宿御苑の飲食施設「カフェはなのき」と「レストランゆりのき」でも、新宿ゆかりの内藤とうがらしのほか、都内の農家直送の江戸東京野菜を楽しむ各種メニューや、生鮮野菜ビュッフェをご提供しています。
※生鮮野菜ビュッフェは江戸東京野菜市場の会期にあわせて開催しています。
レストランゆりのき、カフェはなのきでは、内藤とうがらしを使った各種加工品やグッズをご紹介する「内藤とうがらしフェア」も引き続き、開催しております。
レストランゆりのき売店前では、江戸東京野菜を使った特製みそ汁も販売しております。
新宿御苑で、食を通して東京の農業や食文化にふれてみませんか?
みなさまのご来園を心よりお待ちしております。
◆◇江戸東京野菜市場◆◇
【開催日時】
1月10日(土)~12日(月祝)
2月14日(土)~15日(日)
3月14日(土)~15日(日)
■生鮮野菜、加工食品の販売
会場/新宿門横インフォメーションセンター前広場(無料区域)
時間/9:00~16:00※雨天中止
■オリジナルメニュー販売
会場/レストランゆりのき、カフェはなのき
時間/9:00~16:00(ラストオーダー)
定休日/新宿御苑休園日
■お問い合わせ先
国民公園協会新宿御苑(TEL03-3341-1461)