クロガネモチがみごろです
芝生広場で、クロガネモチの実がみごろをむかえています。木のある場所は、日本庭園・旧御凉亭寄りの樹木が植えられている一角となります。
遠目から見ると緑色の葉が茂り実は見えませんが、近づいて生い茂った葉の間をのぞき込んでみると真っ赤に染まった果実がご覧いただけます。この果実は、昨日ご紹介したナンテンと同様に、園内で暮らす鳥たちの貴重な食料になっています。
クロガネモチは全体的に黒ずんで見えることと、樹皮から鳥もちがとれることから名前が付けられたとされています。また名前が「金持ち」に通じることから、縁起木として庭木に植えられてきました。
ほかにも冬をむかえた園内では、落葉樹が葉を落とし冬木立の木のシルエットが美しくこの時期にしか見られない景色です。園内散策を楽しまれる際は、暖かい服装でお越しください。