ハクモクレンの冬芽
新宿門近くでハクモクレンの毛皮の冬芽があたたかそうです。今日も気温は低く、開園直後から雨が降ったりやんだり、園内を散策するお客様も手袋やマフラー防止などをしっかりと身につけあたたかい格好をされていますが、ハクモクレンの冬芽も毛皮のコートを着て防寒対策を取っています。
木の下を見ると、冬芽が着ていたはずの毛皮のコートがたくさん落ちていました。この寒さの中コートを脱いでしまって大丈夫かと心配になりますが、ハクモクレンの冬芽は3枚重ねになっているそうです。
つぼみをふくらませながら外皮を1枚づつ脱ぎ、3月頃には純白の花が咲きます。園内ではいろいろな植物の冬芽が観察できますので、探して観察してみてはいかがでしょうか?
インフォメーションセンターでは現在「いきものたちの冬のくらし」と題して、本日ご紹介した「冬芽」など、園内に住むいきものたちがどうやって冬を乗り越えているかを紹介する展示を行っています。園内散策の際には、是非お立ち寄りください。