新宿御苑の桜をもっともっと楽しもう!

 春といえば桜。新宿御苑は国内外の幅広い世代のみなさまに愛されている、都内随一の桜の名所です。
 園内には約65種1100本の桜が植栽され、2月のカンザクラから、4月下旬のカスミザクラまで、長い期間にわたって特色あふれる花々を楽しめるのが魅力です。
 また、3月25日から4月24日は、「春の特別開園」として、毎日休まず開園いたします。みごろをむかえた花々をお楽しみください。

 ■ 新宿御苑の桜の歴史 ■

 明治時代に国際親善のための皇室行事として始まった行事に、「観桜会」と「観菊会」があります。 皇室主催の桜の鑑賞会「観桜御宴」は、明治14年(1881)に吹上御所で始まり、毎年4月に催されました。明治16年から大正5年までは浜離宮、大正6年(1917)から昭和13年までは新宿御苑を会場に開催されました。
 園内には約70種の桜が植栽されていましたが、さらに全国の知事あてに桜の苗木提供を依頼し、大正8年に約160種1560本の桜を植栽したといわれています。
 福羽逸人は、著書『回顧録』において、新宿御苑は浜離宮に比べて桜の本数も多く、種類数も他に例のない、まさに「日本における名花の御苑である」と記しています。また、当時から八重桜のイチヨウとフゲンゾウを「観桜会の時に賞玩すべき品種」としています。
 庭園誕生から100周年を迎えた現代においても、八重桜の「イチヨウ」を代表品種とし、幅広い世代の皆様から親しまれるお花見の名所・新宿御苑ですが、桜の歴史はこの明治から受け継がれたものであるといえます。

■新宿御苑の魅力(歴史、庭園様式、歴史建造物)   >>詳しくはこちら
■日本の園芸・農業のパイオニア 福羽逸人『回顧録』 >>詳しくはこちら




 ■ 新宿御苑の代表的な桜■

 代表品種・八重桜の「イチヨウ」など、新宿御苑では約65種1100本の桜が楽しめます。

イチヨウ

フゲンゾウ

カンザン

ウコン

ギョイコウ

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 ■ 新宿御苑の桜カレンダー ■

 2月のカンザクラから、4月下旬のカスミザクラまで、長い期間にわたって桜が園内を彩ります。

 早春 【2月中旬〜3月中旬】

野鳥たちが一足お先にお花見を楽しみます
満開のカンザクラの枝々を、あっちにこっちに、ちょこちょこ飛び回っているのは、黄緑色の羽根が鮮やかなメジロ。白い縁取りのまん丸のお目目が、なんともいえずかわいらしい野鳥です。
 軽やかに枝にとまり、くるくると体を回しながら、くちばしで花の蜜を味わうその姿は、まるでダンスを踊っているよう。季節の喜びを体いっぱいに。春の息吹を感じます。


 盛春 【3月下旬〜4月上旬】

春一番のにぎやかさ!おなじみのソメイヨシノがみごろをむかえます

 まるで夢の世界!幻想的な景色が広がる春の御苑は、絵筆で塗り上げたように、園内が淡いピンク色に染まります。
 間近で花々を愛でられるのが大きな魅力。こぼれ落ちるほどに咲き開いた木の幹に、背中を合わせて深呼吸。すっとからだのなかに、春の桜が香りはじめます。


 晩春 【4月中旬〜4月下旬】

新宿御苑の桜のベストシーズンです

 新宿御苑の桜の代表品種・イチヨウがみごろをむかえました。枝先に手まりのようにぽってりと咲き誇るボリュームたっぷりの八重桜。春の喜びを集めたような姿には、なんともいえず可愛らしい印象をうけます。
 魅力あふれる園芸品種の里桜を愛でるなら、この4月中旬が新宿御苑のベストシーズン!艶やかに咲き誇る桜の花々をお楽しみください。

■もっと知りたい御苑の桜開花カレンダー >>詳しくはこちら




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