江戸菊花壇

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 朝方の雨から次第に晴れへと、変化に富んだ天候の本日、菊花壇展は11日目をむかえ、ますます華やかになってきました。
 本日の天候のように花の変化を鑑賞する江戸菊花壇をご紹介します。
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 新宿御苑の菊花壇を順路に沿って進んでいくと4番目に「江戸菊花壇」がご覧いただけます。
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 江戸菊の栽培は、元禄の頃にはじまり、庶民の間で盛んに栽培され発達した古典菊で、新宿御苑でも、明治11(1878)年から作られ、もっとも古い歴史があります。 
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 「中菊」、「正菊」ともよばれ、花が咲きはじめから終わりまで約30日かかり、その間に花びらが様々に変化することから、「狂菊」、「芸菊」、「舞菊」という別名もあります。
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 満開に咲いた花は華やかな印象ですが、江戸菊は満開を過ぎてからの“芸”がみどころです。花が咲いたあと、花びらが中心に向かって折れたりねじれたりする変化こそが江戸菊の鑑賞のポイントとなります。
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 種類によって花びらの変化は異なり、それぞれに「追抱(おいがかえ)」、「褄折抱(つまおれがかえ)」、「丸抱(まるがかえ)」、「乱れ抱(みだれがかえ)」、「自然抱(しぜんがかえ)」、「露心抱(ろしんがかえ)」、「管抱(くだがかえ)」という7通りの名前がつけられています。
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 黄、白、紅の花を配色よく29株、3列に植え込まれた色彩豊かな花壇は、篠作りという技法で仕立てられ、4~5株を植えた鉢から27本の枝を伸ばして支柱を立て、1枝1輪の花を咲かせます。
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 篠作りとは江戸菊の仕立て方のことで、「しのつく雨のごとく数多くたっている」情景を模したことから、篠作りとよばれています。
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 江戸菊花壇は、菊花壇展会期中に花の変化を鑑賞できるよう、太陽の光がよく当たる南向きに展示しています。
 多彩な表情をお楽しみいただける江戸菊花壇をごゆっくりご覧ください。
 
■菊花壇展・菊花壇解説展■
 
(1)新宿御苑菊花壇展
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■日時:
2019年11月1日(金)~11月15日(金)(期間中は無休)
9:00~16:00(閉門は16:30)
■会場:
新宿御苑内 日本庭園(東京都新宿区内藤町11)
■料金:
新宿御苑への入園料が必要です。
一般500円(30人以上団体割引:400円 ※事前申込不要)
65歳以上250円 ※窓口で年齢の確認できる証明書の提示が必要です
学生(高校生以上)250円 ※窓口で学生証の提示が必要です
小人(中学生以下) 無料
■内容:
皇室の伝統園芸を受け継ぐ「菊花壇展」を開催します。
 
(2)菊花壇解説展
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■日時:
2019年10月29日(火)~11月17日(日)(期間中は無休)
9:00~16:30(最終日は15:00まで)
■会場:
新宿御苑インフォメーションセンター 1階アートギャラリー
■料金:
無料
■内容:
新宿御苑菊花壇展の魅力を分かりやすくご案内します。
 
 
 

2019年11月11日 13:48

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