イイギリの赤い実と水鳥

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 今日は空一面に厚い雲がかかり、ひんやりとした一日になりました。お客様はジャケットなどを羽織られて、秋の散策を楽しまれています。
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 玉藻池ではイイギリの赤い実がみごろをむかえています。池を正面にして立つと、両岸に赤い実が下がっているのをご覧いただけます。
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 向かって左側は高いところに下がっていますが、右側は水に近い低いところま枝が下がり、その下は水鳥が羽を休める恰好のお休み処となっています。これからの季節、水鳥の数が増えていきますので、イイギリの下はどんどん賑やかになっていきます。
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 イイギリは、材がキリに似て白っぽく軽く柔らかで、葉もキリに似て大きく、昔は木の葉に飯を盛ったので「飯桐(イイギリ)」とよばれるようになりました。
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 ブドウのように果序ごとにぶらさがった実は、真っ赤に熟し、葉が落ちた晩秋でも、赤い実だけが残って鮮やかです。最終的にはヒヨドリなどに食べられますが、例年ですと12月の終わりくらいまでお楽しみいただいています。
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 新宿御苑の地は、江戸時代に徳川の家臣であった内藤家の下屋敷だったことをご存知でしょうか?この玉藻池周辺には、玉川園と呼ばれる庭園があり、地域の住民とともに楽しむ憩いの庭として親しまれていました。玉藻池はその面影を色濃く残しています。そして現在、大木戸休憩所のあるところに内藤家の下屋敷が建っていたそうです。
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 歴史に思いを馳せながら、赤い実と水鳥をお楽しみください。  
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2019年10月17日 13:32

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