大温室で「トゲトゲの植物展」を開催しています

カテゴリ:

 今日は景色にヴェールが掛かるように霧雨が降っていましたが、お昼過ぎには雲間から陽ざしが射してきて、日の恵みを喜ぶかのようにセミの合唱がはじまりました。夏本番がそこまで近づいてきているのを感じます。
00n.JPG
 大温室では、本日7月23日(火)から7月28日(日)まで、企画展「トゲトゲの植物展」を開催しています。
 サボテンなどトゲトゲした植物を見ると、「痛そう」、「怖い」と思われる方も多いかと思いますが、トゲとはいったい何なのかご存じでしょうか?
01n.JPG
【写真:ビヨウタコノキの葉】
 
 植物のトゲは、葉や枝などが変化したものです。例えばサボテンのトゲは葉が、バラのトゲは茎の表皮組織が変化したものです。
 では『何故、トゲがあるのか』理由を知っていますか?
 
03n.JPG
04n.JPG
【写真:アリ・アカシア】
 
 植物がトゲを持っている理由は、鋭いトゲを持つことで鳥や昆虫など動物に食べられるリスクを減らしたり、トゲのついた種や果実が動物に引っ掛かかり遠くに運んでもらったりと様々です。
02n.JPG
【写真:パキポディウム・ラメーレイ】
 
 また、大きな葉では水分が蒸発しやすいことから、葉をトゲに変化することで水分の蒸発を防ぎます。また、トゲから空気中の水分を取り込んで表面の乾燥を防ぐと共に、紫外線から身を守ることも出来ます。
05n.JPG
 遠目から見るだけでは青葉の茂る木に見えるものも、少し近づいてよく見てみると茎にはたくさんのトゲがあります。
06n.JPG
【写真:ハナキリン】
 
 茎や葉先の他には、葉の裏からトゲが出ているものもあります。
「植物たちが生きていく為の知恵はとても興味深いなあ。」と、お客様。植物たちの生きる知恵についてとても感心していらっしゃいました。
07n.JPG
【写真:オビレハリクジャクヤシ】
 
09n.JPG
 大温室では、トゲトゲ植物には看板が付いていますので、看板を目印にいろいろな形態のトゲ観察をお楽しみください。観察する際には、トゲに気を付けて観察してくださいね。
 
■トゲトゲの植物展■
【会期】2019年7月23日(火)~7月28日(日)
【会場】新宿御苑 大温室
【時間】9:30~18:30(最終入場18:00まで)

2019年7月23日 18:26

2019年10月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31