カラスの子育て中を見守ろう

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 5月も下旬に入り、新緑まぶしい若葉達も日に日に深みを増していきます。最近園内を散策しているお客さまより、「カラスが大きい声で、鳴いているけど何かしたかしら?」とお問い合わせをいただきました。
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 5月~6月はカラスの子育てシーズン。先月までは、園内の草むらや木の上で「何か良い巣材はないかな?」ときょろきょろ、ぴょんぴょん♪動き回る愛らしい姿を見せていましたが、今の時期はカラスの子育てシーズンで、ヒナが産まれて巣立つまでの間、子供を守る為とても神経質になっています。
 
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(巣材を集めるカラス)
 
 御苑で見られるカラスは主に「ハシブトガラス」という種類です。くちばしが太くおでこが丸いのが特徴です。本来、山や森に生息しますが、都会では容易に餌を確保できるため、多くのカラスが生活しています。
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 巣材は、主に木の枝や羽毛、枯れ葉などを集めて作成しますが、都会のカラスは、自然界にない針金ハンガーやビニールひもなどを利用して作成します。「ハンガーが無くなった。」という経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
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 カラスの巣は静かで敵の少ない安全な場所を探して作ります。普通は比較的高木の、高さ6~15mの位置の葉が茂った枝の中にあり、人間には見えにくい場所に作りますが、高圧線の鉄塔やビルの屋上の照明装置などに巣を作る場合もあります。最近では、高さ3mくらいの比較的低いところにも作るので、園内の木の上でも巣を見つける事があるかもしれません。
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(巣から落ちた幼鳥)
 
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 子育て中のカラスは子供を守るため、巣に近づいたりすると危険を感じて襲う事もあります。巣やヒナを見付けても、じっと見たり、大声を出すなどカラスを刺激するような行動をとらないようにしましょう。
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 現在、インフォメーションセンターでは、一昨年作られたカラスの巣を展示しています。中々近くで見られる機会はないと思いますので、ご来園の際には是非ご覧ください。

2019年5月25日 17:26

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