桜シーズンフィナーレ 3種の菊咲きの桜

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 今日も爽やかな青空が広がりました。お昼過ぎの気温が19度台と、過ごしやすい一日になりました。園内ではたくさんのお客様が、スケッチをされたり、シートを広げてお弁当を召し上がったり、思い思いの休日を楽しんでいらっしゃいました。
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【写真↑:バイゴジジュズカケザクラ】
 新宿御苑には約65種1000本の桜があります。1月にカンザクラの開花をお知らせしてから、次々とバトンが渡りいろいろな桜をお楽しみ頂きました。今年は雨や適度な花冷えもあり順当に進んできたようです。いよいよフィナーレを飾る3種類の菊咲きの桜がみごろをむかえました。
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 下の池から整形式庭園に向かう園路沿いでは、ケンロクエンキクザクラがみごろをむかえています。ケンロクエンキクザクラは葉が茂った頃にかくれんぼしているようにみごろになります。そのため見つけられずに通りすぎてしまう方が多いので、園路沿いに案内板を出しました。
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 ケンロクエンキクザクラはサトザクラの栽培品種で、石川県金沢市の兼六園に国の天然記念物に指定された原木がありました。菊咲きの細い花びらの数は100枚から350枚を超えるものもあるようです。和菓子のような可愛らしさと独特の柔らかい色合いが人気です。
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 整形式庭園近くには、バイゴジジュズカケザクラの大木があります。バイゴジジュズカケザクラは新潟県京ヶ瀬村の梅護寺に国の天然記念物に指定された原木があり、親鸞聖人が出立の際、手にしていた数珠を桜の枝に掛けて仏法を説いたところ、毎年数珠のように花がつながって咲くようになったと伝えられています。バイゴジジュズカケザクラの花びらも100枚以上あります。まだ、小さな赤いつぼみがたくさんご覧いただけますが、この中に100枚も収まっているとは驚きですね。
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 バイゴジジュズカケザクラは下の池近くにも植栽があります。「新緑とのコントラストが最高ね!」とお客様の明るい声が響きました。
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 最後にご紹介するのは、ラストランナーのオオタザクラです。風景式庭園大ケヤキの少し先、イチヨウに寄りそうように植栽されています。植物画の専門家の太田洋愛が見出したことが名前の由来です。花びらの数は50枚から100枚で、まん丸く咲いた姿は、まさに菊のようですね。
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 桜シーズンのフィナーレを飾る3種類の菊咲きの桜をお楽しみください。
 
 

2019年4月20日 15:16

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