「おはよう!かわいい新芽ちゃん」絶滅危惧植物展が始まりました

カテゴリ:

 雲間から春の柔らかい日がさしています。今日も開園間もなくから、たくさんの国内外のお客様が来園され、咲き始めた春の花を楽しんでいらっしゃいます。
1.JPG
 大温室の通路で絶滅危惧種の新芽を展示しています。冬の間、温室のバックヤードで休眠していた絶滅危惧植物たちが目覚め、柔らかそうな新芽や可愛らしい花を見せてくれています。
2.JPG
【リュウキュウアセビ:絶滅危惧種ⅠA類(CR)】
 園内各所でアセビの花が咲いていますが、温室のリュウキュウアセビも涼やかな花をたくさん咲かせています。
4.JPG
【シコタンヨモギ:絶滅危惧Ⅱ類(VU)】
 絶滅危惧種とは、絶滅のおそれのある生きもののことをいいます。環境省は日本に生息または生育する野生生物について、絶滅のおそれのある種をカテゴリーごとにまとめたリストを作成し「レッドリスト」として発表していますが、新宿御苑は、社団法人日本植物園協会の植物多様性保全拠点園として、また、植物園自然保護国際機構(BGCI)が定める「植物園の保全活動に対する国際アジェンダ」の登録園として、絶滅危惧植物の生息域外保全に取り組んでいます。
3.JPG
【オリヅルスミレ:野生絶滅(EW)】
 オリヅルスミレは1982年沖縄北部の辺野喜川(べのきがわ)中流域沿いで発見されました。その後、辺野喜川にダムができ、自生地では野生絶滅してしまいました。現在は、日本植物園協会の植物多様性保全拠点園、各園で保護栽培しています。
5.JPG
【オキナグサ:絶滅危惧種Ⅱ類(VU)】
 
6.JPG
【ヒメヒゴタイ:絶滅危惧Ⅱ類(VU)】 
 ヒメヒゴタイは昨年の秋には種を採りました。種子は植物そのものに比べて小さいため、取り扱いがしやすく、場所を取らずに保管することができます。万が一、野生の植物が失われても、種子から栽培して増やしたり、自然に戻したりと、研究・保護活動への活用が期待されています。
7.JPG
【フジバカマ:準絶滅危惧(NT)】
 野生絶滅種や絶滅危惧種は、最適な生育環境で栽培しています。新宿御苑の温室では、日本植物園協会および各植物園などと連携協力して保護栽培、保存を行っています。 
8 (2).JPG
 絶滅危惧植物の新芽をご覧ください。
 

2019年3月19日 15:30

2019年10月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31