「新宿御苑の桜 その歴史と魅力」講演会が開催されました

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 本日、インフォメーションセンターにて「新宿御苑の桜 その歴史と魅力」が開催されました。
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 最初に主催の環境省新宿御苑所長 櫻井洋一氏より挨拶があり、次に担当者から新宿御苑庭園・樹林管理計画の概要説明がありました。
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 新宿御苑は明治時代に設計され、整形式庭園から新宿門の方向にかけてビスタライン(見通し線)という近代フランス式の庭園のデザイン手法が現在も継承されています。新宿御苑といえば、広々とした景観も魅力のひとつですが、樹木の生長や老朽化に加え、利用形態や周辺環境の変化などによって、魅力的な景観が失われつつあります。そこで、ビスタラインとサクラの景観と品種の保全・管理について説明がありました。
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 第1部は東京農業大学教授 鈴木 誠氏をお迎えして「新宿御苑の歴史と桜」のお話がありました。
 新宿御苑の桜は明治時代に既存の桜と荒川堤の桜を導入し、さらに全国(台湾・朝鮮)からも桜の品種を集めました。さまざまな変遷を経て、現在は約65種約1000本が植栽され、2月の寒桜から4月下旬の菊桜まで長い期間にわたって桜を愛でられるのが大きな魅力となっています。
 桜の植栽と庭園デザインなどのお話など、たいへん興味深いお話を聞くことができました。
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 第2部は、日本花の会主任研究員の和田 博幸氏をお迎えして「新宿御苑の桜の魅力」のお話がありました。
 桜は縄文時代にすでに日本にあり、奈良時代には歌に詠まれたり、貴族の屋敷の庭木として植えられたりと、古くから日本人と深い関わりがありました。江戸時代から品種改良が盛んでその時代に400もの品種があったそうです。
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 講義の後は園内に出て、早咲きの桜の現地解説がありました。専門家による解説を聞きながらの観察は、理解を深め、貴重な時間となりました。
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 これから園内は一年で一番華やぐ時季になります。桜の楽しみ方は十人十色。ご自分の楽しみ方を見つけに新宿御苑にいらしてみませんか。

2019年3月10日 16:00

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