春待ちのおしゃれ♪キブシとハチジョウキブシ

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 朝のうちは綺麗な青空が広がっていましたが、お昼に近づくにしたがって、雲が広がってきました。薄日が差す穏やかな日曜日です。園内では、チュピチュピチュピ、チーチーと小鳥たちの楽しそうなさえずりが響いています。
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 新宿門の近くでは、ハチジョウキブシが咲いています。まだ葉のない枝に黄色いアクセサリーの様な花序がたくさん下がっていて、まるで春を迎えるために、おもいっきりおしゃれをしているようですね。
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 ハチジョウキブシはキブシの変異種で、1921年に八丈島で発見されました。原種のキブシに比べると、花序が長く、枝が太く、葉に厚みがあり、木全体が大きくがっしりとした印象です。関東地方南部や東海地方、伊豆諸島の海岸に自生しています。
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 キブシの仲間は雌雄異株です。雄花は雄しべがよく発達しています。雌花は雄しべが短く花粉をつけません。下から覗くとオレンジ色の花粉がチラチラと見えていますので、このハチジョウキブシは雄株のようですね。
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 こちらは母と子の森です。まだ冬の眠りから覚めていないように見える母と子の森ですが、こちらにはキブシが咲いています。西休憩所を背にして右側の小道を進んでください。繊細な花序がアセビの花と競演しています。
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 キブシは漢字ですと「五倍子」と書きます。「五倍子(ごばいし)付子(ふし)」とはウルシ科のヌルデに出来る虫こぶのことでタンニンを多くふくみ染織や昔の「お歯黒」に使われていました。キブシの実がその代用として使われたことから「木ブシ」と名前がついたようです。
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 新宿御苑で春探しのお散歩はいかがですか?
 
 

2019年3月10日 12:32

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