職員研修会を開催しました

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 2月18日(月)は休園日を活用して、お客様へのサービス向上を目的に、新宿御苑の歴史と魅力、外国人来園者への接遇、災害対応訓練の三つをテーマにした職員向け自主研修会を行いました。これからの季節、桜が咲きはじめ、多くのお客様がご来園されます。お客様のサービス向上に向けて、職員が学びました。
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 最初は「新宿御苑の歴史と魅力」をテーマに講演を行いました。
協会職員の講義がありました。
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 新宿御苑は、徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツといわれています。
 明治5年(1872)、大蔵省が内藤家の屋敷地跡に「内藤新宿試験場」を開設しました。新しい国づくりのためには、農業の近代化が重要であると、大蔵大臣の大久保利通がリーダーとなり、西洋農業技術の研究や、指導者の育成が進められました。
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 江戸時代から始まり、現在の国民公園に至るまでの流れ、現在の西洋野菜の普及の礎となったことなど、新宿御苑には長く深い歴史があります。
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 次に御苑の一年と都市における役割の講義がありました。絶滅危惧種の保全、園内で発生した折れた木などを利用した肥料作りなどリサイクルへの取り組み、都市公園ならではのクールアイランド効果、レストランでの地産地消などのエコ活動等、御苑では様々なことに取り組んでいます。
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 次に、園内研修を行いました。新宿御苑には約500種約13000本の樹木、草花があります。歴史的樹木やこれから皆様の注目を集める桜、旧洋館御休所、大温室などをめぐり、お客様にご案内できるよう理解を深めました。
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 園内研修後には、接遇研修を行いました。
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 日頃より日本国内においてインバウンド人材教育に取り組む、株式会社ワンストップイノベーションCCOの愛甲香織氏を講師に迎え、外国人来園者がおもてなしのポイントや対応方法を学びました。
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 ようこそ言葉と題した基本的な挨拶を、英語、中国語、韓国語で発生練習を行い、実戦練習をしました。言葉は通じなくても、おもてなしの心をもって笑顔で対応することが大切だと教わりました。
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 災害対応訓練では、まずはじめに2011年の東日本大震災時における新宿御苑の様子をふりかえりました。
 2011年の東日本大震災時には主要な交通機関が停止し、首都圏における帰宅困難者が約515万人、新宿区においては駅周辺に約30万人が滞留し、一時滞在施設の不足や施設、道路混雑による混乱等が発生しました。
 新宿御苑においては、3.11の地震発生から45分後の15時半時点で園内の避難者数は約1万人となりました。しかし大規模災害発生時においては約20万人が避難してくると考えられています。新宿御苑は新宿区の広域避難場所に指定されており、園内で負傷される方や負傷者が避難してくることが考えられます。
 
 負傷者や急病人が発生した場合に、その場にいる一般市民の迅速な応急手当てによって、尊い命が救われた事例が数多く報告されています。また、災害発生時には道路の混乱や多数の負傷者が発生するため、救急車の到着が困難となり、人の力で最寄りの応急救護所へ搬送する必要があります。こうした時は担架のかわりに、ブルーシートや毛布などを活用して負傷者を搬送することができます。今回は、車椅子を利用した人の運び方や車イスの基本的な使い方の講義を行いました。動けない人の乗せ方や押し方など、実践形式で行いました。
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 私たち国民公園協会では、ご来園のお客さまへ新宿御苑の魅力や、より充実した情報堤供ができるよう、これからも職員一同、知識向上に励んでまいります。
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2019年2月19日 16:16

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