ユリノキの冬の花

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 今日は朝から風が強く吹き、いつもよりいっそう寒さが身に沁みます。冬の楽しみのひとつとして、落葉樹の樹形がよく観察できます。新宿御苑のシンボルツリーでもある風景式庭園の3本ユリノキは、遠くからでも目立ち、近づくと大迫力です。
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 近くでよく見てみると花のようなものがたくさん付いており、お客様からも「花が咲いているのかしら?」とこの時期よく質問されますが、これはユリノキの種子なのです。
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 花が咲いているようにみえますが、これは種子が集まったもので、今日のように風が強い日には時折一片ずつくるくると回転しながら落ちてくるのが観察できます。
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 ユリノキの花は5~6月に開花し、チューリップのようにも見えることから、チューリップツリーともいわれます。種子は10月頃に熟し、晩秋から初冬にかけて、紅葉が終わり、葉が落ちてくると現在のようによく目立ちます。
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 園内には約30本のユリノキの植栽がありますが、大温室の近くにはまとまって植栽されており、種子もたくさん落ちているので、おすすめの観察ポイントです。まだまだ寒さが厳しいですが、この時期にしか見られないユリノキの姿をぜひお楽しみください。

2019年2月14日 12:56

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