霜柱に結氷♪冬の風物詩を探してみよう

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 週末の今日は雲ひとつない青空が広がりました。
 暦の上では今日までが小寒、明日20日からは大寒になります。一年でもっとも寒さが厳しく、池や川の氷も厚みを増す頃とされますが、新宿御苑でも霜柱結氷など冬の風物詩が見られました。
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(写真:氷の張った池/母と子の森)
 
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 自然観察におすすめの場所が、新宿門から徒歩5分ほどのところに位置する「母と子の森」です。武蔵野の雑木林を思わせる里山の景観が広がり、都会の子どもたちが身近な自然や生きものにふれあえる自然観察フィールドとなっています。
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 母と子の森のなかには小さな池が二つありますが、木々で日光が遮られやすいため氷が張りやすい池のひとつです。今日は池のほぼ全面にうっすらと氷が張りました。凍った水面はまるで曇りガラスのようにぼんやりと周りの景色を映し込んでいます。
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 池にかかる橋のそばでは、氷の花で知られるシモバシラが観察できました。白くモコモコとしてまるで綿毛のようにも見えますが、とても繊細に作られた冷たい氷の結晶です。
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 シモバシラはシソ科の多年草。冬になると地上にある葉っぱや茎は枯れてしまいますが、地面の下で根は生きていて、絶えず地面から茎に水分を吸い上げています。気温が氷点下になることで茎の中の水分が凍り、茎のまわりに氷の結晶を作ります。
(写真:近くでよく見ると氷の粒が観察できます)
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 天候や気温にもよりますが、1月後半は冷え込みが続く予報なので、しばらくは自然の織りなす冬のアート作品を楽しめそうですね。日中、気温が上がってくると氷は溶けてしまうため、冷え込みの強い日の朝の時間帯がおすすめです。
 新宿御苑で冬ならではの出会いをお楽しみください。

2019年1月19日 11:00

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