イチゴのふるさと「新宿御苑」

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 新成人の皆様、おめでとうございます。すっきりとした青空が広がり晴れやかな日になりました。今日も開園間もなくから、たくさんのお客様が来園され、晴れ着で記念撮影をなさったり、バードオゥッチングをなさったり、思い思いに休日を楽しんでいらっしゃいます。
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 ところで、明日1月15日は「いちごの日」です。これは「いい(1)いち(1)ご(5)」の語呂合わせから、全国いちご消費拡大協議会により制定された記念日です。
 今日は園内でお楽しみいただける「いちご」をご紹介します。
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 中の池のほとりに建つレストハウスの売店では、「ホットイチゴ・ラテ」を販売しています。寒い日のお散歩に甘くて温かい「イチゴ・ラテ」はいかがですか?散策の後半も元気一杯歩けること請け合いです。
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 レストハウスはガラス張りの休憩スペースで、明るいテーブル席からは中の池や対岸のツツジ山がご覧いただけます。お弁当を召し上がる場所としてもご利用頂けますので、デザートに「ホットイチゴ・ラテ」や「シルクアイス 練乳いちご」はいかがでしょうか?
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 「シルクアイス 練乳いちご」と「ホットイチゴ・ラテ」はレストハウス売店限定の商品になります。
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 その他に「あまおうサイダー」や「いちごクレープ」は全売店で販売しておりますので、どうぞお楽しみください。
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 この季節になくてはならない、みんなが大好きないちご。新宿御苑がいちご発祥の地であることはご存知ですか?
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【写真↑:旧温室】
 新宿御苑は、徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツといわれています。
 明治5年(1872)、大蔵省は内藤家の屋敷地跡に「内藤新宿試験場」を開設しました。大蔵大臣の大久保利通がリーダーとなり、新しい国づくりのためには農業の近代化が重要であると、西洋農業技術の研究や、指導者の育成が進められました。
 その後、明治12年(1879)に新宿御苑の土地が皇室に献納されると「新宿植物御苑」に改称し、皇室の御料地・農園として運営されました。
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【写真↑:福羽逸人】
 明治31年(1898)、新宿御苑の農学博士であった福羽逸人(ふくばはやと)は、フランスの「ゼネラル・シャンジー」というイチゴ品種から国産イチゴ第一号となる「福羽イチゴ」を作出しました。当時は皇室献上用で「御苑イチゴ」や「御料イチゴ」とも呼ばれ、門外不出の果物でしたが、大正時代に促成栽培用の高級品種として全国に普及しました。「とちおとめ」や「あまおう」・「女峰」・「とよのか」など、いま日本で食べられている多くのイチゴが「福羽イチゴ」から品種改良されたもので、新宿御苑は現在の栽培いちごの「ふるさと」といえます。
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 「フクバイチゴ」は、今も大温室のバックヤード(非公開)で大切に育てられています。「フクバイチゴ」は常設展示ではありませんが、現在は大温室の「人と熱帯の植物コーナー」に展示されています。「フクバイチゴ」の特徴である細長い実をご覧いただけます。
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 また「レストランゆりのき」内の展示スペースでは、「温室の歴史をふりかえる明治のおもてなし展」を開催しています。イチゴの他にも、「新宿植物御苑」で作出された果物や野菜などをご紹介しています。どうぞ、お立ち寄りください。
 
 

2019年1月14日 11:00

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