赤いモミジと黄金色のイチョウ♪御苑で紅葉散策を楽しもう

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 イチョウやカエデ(モミジ)がみごろをむかえ、紅葉のベストシーズンをむかえた新宿御苑。今日はすっきりと晴れた青空が広がり、太陽がぽかぽかとあたたかい春のような陽気となりました。散策日和とあって、開園してすぐに沢山のお客様がいらっしゃいました。
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 「下の池の一本カエデはどうですか?」「きれいなイチョウはどこで見られますか?」
 ちょうど今は紅葉のベストシーズンとあって、お客さまから紅葉にまつわるお問い合わせをたくさんいただきます。
(写真:下の池のカエデ)
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 みごろの時期はもちろん、特定の木や場所についてのご質問が多く寄せられるのも紅葉シーズンならでは。みなさまそれぞれにお気に入りの木をお目当てに、紅葉散策を楽しんでいらっしゃいます。
(写真:大温室前のイチョウ)
 
 今日は新宿御苑をお散歩するような気分で、園内のみどころをご紹介させていただきます。
 
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 まずは入園門のひとつである新宿門からスタートです。入園してすぐのところで約20本のカエデがトンネルのように枝を伸ばし、色とりどりのパッチワークのような紅葉でお客様をお出迎えしています。
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 新宿門から右手に進み、森の中を通って西休憩所を目指します。この付近のカエデは日陰にあるためか、ほとんどが黄緑色で、まだまだこれから色づきが楽しめそうな様子です。
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 西休憩所を通り、母と子の森に入りました。丸いドングリでおなじみのクヌギの木が、ほんのりと黄色く色づきはじめています。
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 母と子の森から外周へ足を踏み入れると、そこはラクウショウの森。堂々とたたずむラクウショウの巨樹が、紅茶を思わせるレトロカラーに染まり、まるで物語の中にいるような不思議な世界が広がります。
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 ラクウショウの森を通り抜けて、次は日本庭園の方に向かいます。森の中ではっと目をひくのが紅葉したカエデ。太陽の光の当たり方によっても、さまざまな表情を見せてくれます。
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 人気の紅葉散策スポットのひとつ・日本庭園にやって来ました。上の池のまわりでは秋色に染まった木々が水面に向かって枝葉を伸ばし、水鏡に秋の色彩を映し込んでいます。
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(写真:紅葉したカエデ)
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 新宿御苑の日本庭園は、池とゆるやかな流れに沿って園路がデザインされた池泉回遊式庭園です。庭園内には、旧皇室庭園時代ゆかりの歴史建造物・旧御凉亭や、お茶室・楽羽亭があり、みごろの紅葉とともに情緒あふれる景色がお楽しみいただけます。
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(写真:日本庭園)
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 お茶室・楽羽亭のそばでは、赤やオレンジ、黄、黄緑のグラデーションカラーに染まったカエデのアーチが出来上がりました。緑の草木とのコントラストも鮮やかです。
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(写真:日本庭園・旧御凉亭近く)
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(写真:紅葉したカエデ)
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 続いて、日本庭園から中の池~下の池に向かいます。
 旧御凉亭近くの植え込みでもカエデが赤や黄色に色づき、みごろをむかえています。黒々としたマツの木がアクセントのようにたたずみ、光を浴びてきらきらと輝くカエデの紅葉をより引き立てます。
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(写真:中の池)
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 中の池から下の池へ。こちらには御苑で最後に色づく紅葉スポット・モミジ山があります。ここのカエデはほとんどが緑一色で、紅葉はまだまだこれからといった様子。お天気や気温にもよりますが、例年12月中旬にみごろをむかえます。
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 下の池を眺めながら、池のまわりに沿って進んでゆきます。池に向かって大きく枝を伸ばした木々は、水鳥たちの憩いの場所にもなっています。
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 下の池の東側に到着です。新宿御苑の庭園の最東端に位置するこの場所には、人気の一本カエデがあります。のびのびと自然にのびた枝のシルエットも美しく、木全体が夕焼け色に染まり、みごろをむかえています。
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 ここ下の池は、新宿門からまっすぐ歩いても約30分ほど。端から端まで、御苑の庭園を端から端へと横断したところになりますので、下の池最寄りの入園門である千駄ヶ谷門をご利用いただくか、時間にゆとりを持って足を運んでいただくのがおすすめです。
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 次はプラタナス並木とバラ花壇のある整形式庭園へ。秋のバラは10月から11月にかけてみごろをむかえていましたが、連日のあたたかさもあってか、今日も花がぽつぽつと咲いていました。
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 人気の紅葉スポットのひとつ・プラタナス並木。先日、黄葉のみごろをご紹介したときよりも落葉がすすみましたが、ヨーロッパの並木道を思わせる雰囲気が楽しめます。
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 芝生を通り、風景式庭園へ。いち早く紅葉し、茜色に色づいたサクラたちも、だんだんと落葉が進んできました。木の足もとにカラフルな落ち葉がうっすらと積もり、色とりどりの落ち葉じゅうたんが出来あがっています。
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 茜色に染まったカエデの園芸品種・タムケヤマ(手向山)のそばを通り、大温室の方へ。タムケヤマは一般的に「紅枝垂(べにしだれ)」と呼ばれている品種のなかで、もっともよく植えられています。繊細なレース飾りのような、こまかい切れ込みのある葉っぱが特徴です。
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 大温室前のイチョウは今日一番の人気スポットでした。巨樹が朝日を浴びて黄金色に染まり、多くのお客さまが足を止めて記念撮影を楽しんでいらっしゃいました。最盛期を過ぎて少し落葉が進んでいますので、落ち葉のじゅうたんも楽しめそうですね。
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(写真:風景式庭園)
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 風景式庭園から新宿門へ向かう途中にも、ひときわにぎやかなスポットがありました。
「ここサクラと紅葉が一緒に見られるよ!」
 お客さまが驚く声も聞こえてきました。
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 こちらでは園路を挟んで向かい合わせに、秋咲きの桜の十月桜(ジュウガツザクラ)と、ハナノキが植栽されています。ハナノキの紅葉もはじまり、まるで春と秋が出会ったようなひとコマとなりました。
 
 自然が見せる色彩の豊かさをもっとも実感できるのはこの季節ではないでしょうか。
 秋色に染まる新宿御苑で、自然が織りなす季節のハーモニーをお楽しみください。

2018年12月 4日 12:00

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