特色豊かな伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊花壇

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 立冬過ぎて暦の上では冬ですが、朝晩は冷え込むものの昼間の太陽の光はぽかぽかと暖かく過ごしやすいお天気となっています。連日、国内外から多くのお客様にお越しいただき、にぎわっている菊花壇展。
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 中央休憩所から道順に従って花壇を観賞していくと、2番目にご覧いただけるのが「伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊花壇」です。
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 木の素材を活かしたよしず張りの上家に、古来から栽培されている特色豊かな3種の菊が配色よく植えこまれた花壇になります。1株を6輪に枝分けする「一六作り」の技法で仕立てられています。新宿御苑では昭和30年ごろから栽培が開始されています。
 
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「伊勢菊(いせぎく)」上屋正面向かって右側
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 伊勢菊は伊勢地方、現在の三重県松坂などで発達した菊です。古来は座敷に正座をして鑑賞する習わしがあったそうです。
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 伊勢菊を初めて見たお客様からは「これは枯れているのかしら?」というお声をよく聞きますが、伊勢菊は花びらが平たく、咲きはじめは縮れていますが、開花するにしたがって伸び、垂れ下がって満開となるのが特徴です。
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(満開時)
 
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「丁子菊(ちょうじぎく)」花壇中央
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 丁子菊は主に関西地方で作られていた菊で、江戸時代に盛んに栽培されていた菊の一品種です。花の中心の筒状の花びらが、香料の丁子の花に似ていることからこの名前が付いたそうです。花の中央部が盛り上がって咲き、外国では『アネモネ咲き』とも呼ばれ人気があります。
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 丁字菊を熱心にご覧になるお客様。「プードルを思わせるような愛らしい姿で見つめてしまうわ。」と愛でていらっしゃいました。
 
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「嵯峨菊(さがぎく)」上屋正面に向かって左側
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 嵯峨菊は、京都の嵯峨地方で発達した菊です。平安時代に嵯峨天皇の御愛の菊として嵯峨御所(現在の大覚寺)に植えられたのが、はじまりとされる日本で最も古い歴史を持った古典菊です。
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 寺社の回廊から立って見下ろしたときに美しく見える菊です。花びらがパラパラと開き、針のように細長い花びらがまっすぐ上に立ちあがって満開になります。
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 趣あふれる日本の伝統美の世界をお楽しみください。
 
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皇室ゆかりの伝統を受け継ぐ新宿御苑の菊花壇。
晩秋の日本庭園を特色あふれる菊の花々があでやかに彩ります。
趣あふれる日本の伝統美の世界をご鑑賞ください。
 
(1)新宿御苑菊花壇展
■日時:
2018年11月1日(木)~11月15日(木)(期間中は無休)
9:00~16:00(閉門は16:30)
■会場:
新宿御苑内 日本庭園(東京都新宿区内藤町11)
■料金:
新宿御苑への入園料が必要です。(大人200円、小・中学生50円)
■内容:
皇室の伝統園芸を受け継ぐ「菊花壇展」を開催します。
 
(2)菊花壇解説展
■日時:
2018年10月30日(火)~11月18日(日)(期間中は無休)
9:00~16:30(最終日は15:00まで)
■会場:
新宿御苑インフォメーションセンター 1階アートギャラリー
■料金:
無料
■内容:
新宿御苑菊花壇展の魅力を分かりやすくご案内します。
 
(3)明治150年企画「菊花へのまなざし」展
■日時:
2018年10月30日(火)~11月18日(日)(期間中は無休)
9:00~16:00(閉門は16:30)
■会場:
レストランゆりのき(エコハウス)展示室
 
今年は、明治150年記念事業の一環として、普段立ち入れない菊の栽培所を公開するとともに、パークボランティアによる菊花壇展のガイドウォークを以下の日程で行います。
 
(4)菊栽培所の特別公開
■日時:
2018年11月1日(木)から15日(木)まで
■時間:
午前9時から午後4時まで
■場所:
菊栽培所 ※千駄ヶ谷門寄りにあります芝生広場の近くからご入場ください。
 
(5)菊花壇展のガイドウォーク
■実施日:
2018年11月13日(火)、15日(木)
■時間:
①午前10時30分から ②午後1時30分から
■場所:
当日開始時間までに、新宿門を入ってすぐ右側にある案内看板前へお集まりください。
 

2018年11月14日 13:14

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