皇室ゆかりの菊花壇展に向けて準備を行っています

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 今日は「寒露」です。冷たい露の結ぶ頃というのが由来で、菊の花が咲きはじめ山の草木は紅葉の準備に入る頃といわれています。
 昨日から急に冷え込み、今朝は冷たい雨も降っていましたが、お昼にはうっすらと太陽が顔を出しました。
 
 新宿御苑の秋といえば、11月1日から15日の会期で開催される「皇室ゆかりの菊花壇展」があります。
 御苑では皇室園地時代から皇室が主催する菊鑑賞会の花き栽培を手がけていましたが、昭和4年(1929)から御苑を会場に「観菊会」が行われました。当時は春の「観桜会」とともに御苑の伝統行事として催され、日本を代表するパレスガーデンとして海外に広く知られるようになりました。
 現在も皇室ゆかりの伝統技法を受け継いでおり、その歴史は今年で89年目。来年2019年でちょうど90年の節目の年をむかえます。
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 毎年、楽しみにして下さっているお客様も多い菊花壇展ですが、会場となる日本庭園では年に一度の晴れ舞台に向けて準備を行っています。
 今日は上の池の南側に位置する「江戸菊花壇」において、仕立て作業を行いました。
 
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(写真:菊花を1本ずつ支柱に結立てます)
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 江戸菊は1株27輪仕立ての中菊29株を3列の互の目に奥行きをつけて植え込み、篠立て作りにした花壇です。中菊は関西の大菊に対し、江戸において流行したので、江戸菊ともよばれています。新宿御苑では明治11年(1878)より作りはじめ、御苑の菊花壇の中でももっとも古い歴史のある伝統の様式です。
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 11月1日から始まる菊花壇展にあわせて、展示期間中に菊が一番美しく咲くように、新宿御苑の菊担当の専属職員が一年がかりで準備をしています。
 作業中はご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
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「新宿御苑菊花壇展」
 日時:2018年11月1日(木)~11月15日(木)(期間中は無休)
    9:00~16:00(閉門は16:30)
 会場:新宿御苑内日本庭園
 料金:新宿御苑への入園料(大人200円、小・中学生50円)
 内容:皇室の伝統園芸を受け継ぐ「菊花壇展」を開催します。
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2018年10月14日 11:00

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