内藤家の面影残す玉藻池

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 今日は、ぐんっと気温が32℃まで上がりましたが、ときおり肌に心地よい風が園内を吹き抜けていきます。休日ということもあり、風景式庭園では巨樹が作り出す大きな木陰に多くのご家族連れの方が、レジャーシートを広げてのんびりと過ごしていらっしゃいます。
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 新宿御苑は、徳川家康の家臣であった内藤清成が、家康より授けられた江戸屋敷がルーツになっています。「馬が一息で駆け巡るだけの範囲を与える」と伝えられた清成は、馬に乗って東は四谷、西は代々木、南は千駄ヶ谷、北は大久保におよぶ範囲を駆けたと言われています。
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 この江戸屋敷の面影を唯一残しているのが、本日ご紹介する「玉藻池」。大木戸門から入られてまっすぐ進むと大木戸休憩所が見えてきます。休憩所の階段を上るとその先には「玉藻池」が見えてきます。
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 現在、多くの方が休まれる休憩所の部分には、御殿が建てられ「玉川園」と呼ばれる名園でした。池の曲線やなだらかな丘陵は、当時と同じ形状をとどめています。
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 池にしな垂れる様に、イイギリの枝が伸びています。イイギリの木が作り出した木陰では、カルガモの集団が羽を休めていました。
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 一生懸命羽繕いしたり、水浴びしたり、羽ばたかせてみたりと和やかに過ごしていました。
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 カルガモは日本全土に生息しています。北海道では夏鳥ですが、本州以南では留鳥として繁殖します。「カルガモの赤ちゃん」といってニュースに取り上げられるなど、私たちに身近な水辺の鳥ですね。
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 内藤家の屋敷の面影残す玉藻池で、歴史に思いを馳せながら鑑賞してみてはいかがでしょうか。

2018年9月 8日 12:28

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