2018新宿内藤とうがらしサミットが開催されました

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 平成30年9月23日(日)に学習院女子大学やわらぎホールで、新宿内藤とうがらしフェア実行委員会の主催する「2018新宿とうがらしサミット」が開催されました。4回目を数える今年は、会場を従来より広いホールに移し、初めて一般公開されました。
 新宿ゆかりの江戸東京野菜である内藤とうがらしをテーマに、地域の学校など13校が栽培や研究、学習活動の取り組みの成果を発表しました。
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 内藤とうがらしは、新宿御苑が徳川家康の家臣・内藤氏の下屋敷であった江戸時代より栽培され、やがて新宿一帯へと広まっていった伝統野菜です。
 とうがらしというと辛みの強い鷹の爪がおなじみですが、内藤とうがらしはマイルドな辛みと昆布のお出汁のような旨みが特徴です。
 江戸の都市化にともない、内藤とうがらしは一度姿を消してしまいましたが、2008年に発足した内藤とうがらしプロジェクトにより、一度は絶滅した内藤とうがらしのタネ探しから、タネの発見、栽培、研究を重ねた後、本格的な復活の取り組みが始まりました。
 その後、新宿区内の学校や公共施設、商店街などで栽培がはじまり、現在は地域での苗の配布や商品開発なども行われ、内藤とうがらしの取り組みの輪が広がっています。
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 とうがらしサミットでは、まず学習院女子大学長の神田典城氏よりご挨拶をいただきました。
 学習院女子大学の地にはかつて尾張徳川家下屋敷があり、徳川家の家臣であった内藤家ともご縁が深く、卒業生にも内藤さんが多くいらっしゃいます。内藤さんにゆかりある本校でサミットが開催されることが大変喜ばしく、みなさんの活動をこれからも応援していきたい、とお話がありました。
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 続いて、新宿区長の吉住健一氏よりご挨拶をいただきました。
 新宿の命名のルーツは「新しい宿場町」にちなみます。新宿というと高層ビル街や歌舞伎町に目が行きがちですが、新宿ゆかりの内藤とうがらしや百人町ゆかりの戸山鉄砲隊など、地域の伝統に根差した歴史がしっかりと息づいています。私達の町には江戸から続く歴史があり、美味しいとうがらしが採れるんだよ、と地方や海外からいらっしゃる皆さんにぜひ教えてあげてください、とお話がありました。
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 続いて、参加者全員で「内藤とうがらし宣言」を行いました。
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 最後に内藤とうがらしプロジェクトリーダーの成田重行氏より、10月1日から始まる「新宿内藤とうがらしフェア」のご紹介がありました。
 挨拶に続いて、新宿地域の学校やNPOの栽培の取り組みや学習活動の報告会が行われました。
 
■西戸山小学校(4年生)
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 西戸山小学校は地域にある土地で野菜を育てる「百人町草花隊」という活動を15年継続してきた実績があります。その一環として、先輩から内藤とうがらしのタネを受け継ぎ、育てる栽培学習を行いました。「内藤とうがらし成長日記」と題して、4月から栽培を始め、およそ3か月の成長記録をまとめました。
 最初は慣れない畑づくりからスタート。耕した畑から昔の建物の瓦礫が沢山出てきて驚きましたが、先輩たちはこの瓦礫をバケツで何度も運んで畑づくりに取り組んだことが分かりました。栽培中は、強い日差し、台風、大雨、草取りの4つのピンチが訪れましたが、みんなで工夫して、ピンチを乗り越えました。内藤とうがらしも負けずに頑張ってくれました。
 育てた内藤とうがらしは、成田さんに来てもらって「知る」学習に取り組みました。地域の方に内藤とうがらしを伝えるため、新聞づくりを行い、学校の廊下に貼ったほか、町内会長さんにお願いして回覧板で地域の皆さんにお知らせしました。
 内藤とうがらしの生長はとても早く、現在は赤と緑のじゅうたんになりました。これからも先輩たちの想いを受け継ぎ、内藤とうがらしを伝えていきたいです。
 
■西戸山小学校(5年生)
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 昨年4年生の時に行った栽培活動に続いて、今年も学習発表に取り組みました。内藤とうがらしを多くの人に知ってもらえるよう、畑から地域に発信!をテーマに「内藤とうがらし発信プロジェクト」と題して、内藤とうがらし研究ブック作りを行いました。
 まずは地域の人にアンケートを行い、内藤とうがらしの状況を調べました。アンケートは174人の方が回答して下さり、2つのことが分かりました。一つは174人中71人が内藤とうがらしを知らなかったことです。もう一つは内藤とうがらしの特徴で1位となったのが「辛い(131人)」、2位が「赤色(91人)」で、どちらも予想とは違った結果となりました。
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 発表中に行った会場インタビューでは「昔いっぱいあった」「マイルドな辛さとうま味」「赤くて小さくて美しい」「色々な料理を作れる」という感想をいただきました。
 アンケートの結果をもとに、内藤とうがらしの特徴の「うま味」を調べるため調理学習を行いました。醤油や味噌に内藤とうがらしを3ヶ月間漬けこんだところ、2ヶ月目で辛みが強くなり、3ヶ月目に辛さと甘さのバランスがちょうどよくなることが分かりました。
 こうした活動成果を内藤とうがらし研究ブックにまとめて、学校の図書館と百人町の郵便局に置いて発信に取り組みました。
 
■西新宿小学校
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 新宿ゆかりの内藤とうがらしと内藤かぼちゃの特徴や花の仕組み、歴史、美味しいレシピ作りなどの調べ学習と栽培を行いました。特に栽培は実際に育てていくうちに分かったポイントや上手に育てるコツを詳しくまとめました。
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 内藤かぼちゃは多花受粉といって、自分の花粉では受粉することが出来ない野菜です。そのため、花の人工授粉にもチャレンジしました。内藤かぼちゃは朝9時までに人工授粉することで、実ができる確率が上がることが分かりました。また、かぼちゃの形を綺麗に整えるために、玉直しにも取り組みました。時々、実の向きを変えてやり、日光がまんべんなく当たるように工夫しました。
 内藤かぼちゃの実が色あせて粉をふいたら収穫時です。収穫した直後の実は緑色でしたが、時間をかけてだんだんとオレンジ色になっていきました。かぼちゃは冬に食べるのが良いといわれますが、これはかぼちゃが長く保存が出来るためです。昔は冬にとれる野菜が少なく、貴重な栄養源になっていたそうです。
 収穫した実で色々な料理を作り、美味しいレシピを考えました。おすすめ料理は内藤かぼちゃのだし汁とクリームポタージュです。他にも煮物やジャム、蒸しパンも美味しかったので、ぜひ作ってみてください。
 
■花園小学校
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 「四谷名物内藤とうがらし」と題して、内藤とうがらしにまつわる歴史を演劇で紹介しました。
 江戸時代の新宿御苑は、徳川家康の家臣・内藤氏の下屋敷でした。敷地内の菜園でとうがらしの栽培がはじまると、江戸のおそばブームとともに大変な評判となり、やがて周辺の農家でも栽培されるようになりました。秋の実りの季節には、新宿から大久保、早稲田から高田馬場にかけて一帯の地が、真っ赤なじゅうたんを敷いたような風景になったそうです。その後の都市化で内藤とうがらしは一度姿を消してしまいましたが、内藤とうがらしプロジェクトにより、現在は復活を果たしました。
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 続いて、班ごとにまとめた研究成果を発表しました。料理班のおすすめレシピはチーズオムレツ、キュウリのピリ辛漬け、葉とうがらしのニンニク炒め、とうがらしの葉のつくね、大根ピリ辛、葉とうがらし味噌で、クラスのみんなにも紹介しました。最初は葉っぱを食べられるとは思わなかったけど、料理してみると美味しかったので驚きました。また、料理以外ではアクセサリーやお部屋の飾り、お米の虫よけ、とうがらしを使った紙作り(とうがら紙)に取り組みました。
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 調査班では、金町コカブや伝統大蔵大根など、他の江戸東京野菜のことも調べました。調べた内容を研究ブックにまとめ、発表しました。これからも江戸東京野菜のことをどんどん調べてゆきたいです。
 
■大久保小学校
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 内藤とうがらしのテーマ学習に取り組み、今年で9年目になりました。今年はまず成田さんに学校に来ていただき、内藤とうがらしの歴史や種類について詳しく教えていただき、苗の栽培と観察、収穫を行いました。
 今年は「世界に広めよう!内藤とうがらし」をテーマに、これまでの先輩たちの活動を振り返りながら、内藤とうがらしを世界に広めるにはどうすれば良いか、話し合いを行いました。
 これまでの振り返りでは、新宿中村屋さんに来てもらって一緒にカレー作りをしたり、大久保祭りで自分たちが育てた苗をおよそ250人の住人の方へ配りました。また、とうがらし新聞づくりや、染料にして暖簾やしおり作りを行いました。とうがらしを染料に使って手作りしたしおりは、虫よけ効果があると考えました。大久保図書館に置いてもらって、内藤とうがらしを地域の人にPRしました。「これはとてもいいね。ありがとう」と言ってもらえて嬉しかったです。
 これからも自分たちで考えて、色々なことにチャレンジしたいです。
 
■四谷小学校
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 6年生を代表して、小笠原先生が「内藤とうがらしを使った学習活動」について紹介しました。
 四谷小学校の活動は平成26年度からスタートしました。子どもたちに地域への関心をもってもらうため、自分たちに何ができるかを考えるテーマ教材として学習に取り組みました。先生たちはまず、四谷地域には「内藤とうがらし」という伝統野菜があること、そして一度絶滅した後にどうやって復活したのか?を、調べ学習の課題として伝えました。
 子どもたちはそれぞれにアイデアを出しながら、地域の方へのインタビューや調査を通して、内藤とうがらしの魅力や歴史を調べました。調べた内容は子どもたちが想いを込めて、パンフレットとしてまとめました。また、まとめた成果は新宿歴史博物館でも展示してもらい、地元の方に活動を紹介しました。また、地域の誰でも参加できる教育活動応援隊「スマイルクラブ」と共同で青とうがらし味噌作りに取り組み、学校給食の時間に皆さんに食べてもらいました。
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 四谷小学校は昨年度に開校10周年を迎えましたが、記念キャラクターを子どもたちから募集したところ、内藤とうがらしをモチーフにした「よっチリ」というキャラクターが誕生しました。内藤とうがらしは子どもたち、そして地域の皆さんに愛着をもってはぐくまれています。
 
 以上で前半が終了となりました。
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 江戸東京・伝統野菜研究会代表の大竹道茂氏からは、みなさんそれぞれに素晴らしい研究に取り組んでいて、大変興味深く聞かせていただきました。江戸東京野菜も今年で48品目となり、東京オリンピックでも東京都の遺産のひとつとして数えられています。みなさんのこれからの活躍がとても楽しみです、という感想をいただきました。
 また、栽培時のポイントとして、タネを収穫する時はなるべく大きいタネから取るのが、来年以降も上手に江戸東京野菜を育てる秘訣です、というお話がありました。
 
■ALL学習院(幼稚園、初等科、中等科、高等科)
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 学習院では院長をはじめ幼稚園から学習院女子大学のみなさんで内藤とうがらしを応援しており、学習院全体で500鉢の苗を栽培しています。学習院を代表して、学習院女子大学の品川先生が活動を紹介しました。
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 初等科からは内藤とうがらしと内藤かぼちゃの栽培と料理の取り組みを発表しました。栽培と観察を通して、植物の開花と結実、人工授粉を学んだほか、うどんこ病になってしまった下部から植物病理についても理解を深めました。そして自分で野菜を育てると、自分で料理したくなるもの。今まで料理に興味のなかった生徒が、自分から台所に立ち、腕を振るう程になったそうです。
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 中等科はさらに内容を深め、新宿の歴史や文化についても学ぶとともに、世界の人口増加と日本の少子高齢化やそれに伴う食糧需給問題についても考えるテーマとしました。
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 高等科では内藤とうがらし、内藤かぼちゃを使って、宝蒸しやカボチャの花の包み焼きなど、いろいろなメニュー作りに取り組みました。また、プロデュース活動として、内藤とうがらしクッキーや、内藤かぼちゃと西洋カボチャの食べ比べクッキーを考案し、パッケージデザインも含めた商品開発に取り組みました。完成したクッキーは文化祭の出し物として紹介し、江戸東京野菜の魅力のPRを行いました。
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 学習院女子大学では学生を中心としたとうがらし応援隊「内藤とうがらし女子」を結成し、東京の文化発展や地域との連携、振興を目的として活動を行っています。
 
■都立園芸高等学校
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 野菜部では「内藤とうがらし活動記録」と題して、5月のゴールデンウイーク期間中の新宿御苑での広報活動を紹介しました。
 ポットの中の雑草抜きやポップの掲示などの準備を行い、新宿御苑の野菜市場において、内藤とうがらしのPR活動を行いました。お客様からの栽培方法や育て方のコツの質問にもひとつひとつ丁寧に答え、一人でも多くの方に内藤とうがらしの魅力に親しんでいただけるよう、取り組みました。
 近年は外国人観光客の方も増えているので、内藤とうがらしを海外の方にも知っていただける機会だと感じました。
 
■新宿高等学校
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 新宿御苑に学校が隣接しており、日頃から学習活動の一環として新宿御苑で奉仕活動に取り組んでいます。大正12年(1923)に新宿御苑より土地を譲り受けて校舎が作られており、内藤とうがらし発祥の地である御苑ともなじみが深い歴史があります。
 昨年から2年生を中心に内藤とうがらしを研究する有志によるチーム「朝陽塾」を発足し、苗の栽培と研究をはじめました。昨年のサミット以降はイタリアンレストランのシェフをお招きして料理教室を開催したほか、研究班による化学分析や商品開発にも取り組みました。また、新宿髙島屋の内藤とうがらしイベントにも参加し、ステージショーやアクセサリー作りワークショップを行いました。
 また、今年はじめて全5回からなる公開講座「親子で挑戦!『内藤とうがらし』復活プロジェクト」を開催し、8月26日には新宿御苑の園内歴史を通して、内藤とうがらしの歴史や文化、調理法等を親子で学んでいただきました。
 夏休みの長期休暇を利用して、スペインのバスク地方のとうがらしも持ち帰り、現在、研究を進めているところです。
 
■戸山高等学校
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 生徒で作る有志メンバー14人で内藤とうがらしの栽培と研究活動を行いました。また、今年から早稲田大学学生NPO農楽塾のみなさんと共同で栽培もはじまりました。
 今年は各クラスでの栽培をスタートした直後にいくつか問題が発生し、1回目は内藤とうがらしが枯れてしまうというトラブルがありました。成田さんから新たに株をいただき、2回目の栽培は成功しました。そこで、失敗した1回目と成功した2回目の比較を行い、内藤とうがらしの最適な栽培条件の調査を行ったところ、土、鉢の設置場所(日当たり)、与えた水の量にポイントがあることが分かりました。内藤とうがらしに与える水の量を鉢ごとに変える実験を行い、内藤とうがらしには乾燥への耐性があるのではないかという仮説を立てました。また、生のとうがらしをかじる実験では、赤色と緑色の内藤とうがらしにそれぞれ味や辛みの伝わる具合に違いがあることが分かりました。
 今後は持続可能な開発目標(SDGs)を内藤とうがらしと絡めて研究を進めてゆきたいです。
 
■早稲田大学 学生NPO農楽塾
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 日頃より「農を楽しみ農を考える」をテーマに、キャンパス内に小さな田んぼ(わせでん)や畑を作り、都会に住む子どもたちが農と自然にふれあえる場の提供を行っています。内藤とうがらしについては、地域の学校や団体、企業と連携して活動を行っており、生産者の立場で内藤とうがらし普及プロジェクトに協力しています。
 今年は「内藤とうがらしを使って地域貢献をする」をテーマに、内藤とうがらしのプランター栽培と、内藤とうがらしガーデンの2つに取り組みました。プランター栽培では、リーガロイヤルホテルに場所をお借りして15鉢30株の栽培に取り組みました。収穫した内藤とうがらしは地域の活動団体であるアトム通貨を通じて地域の飲食店に配布し、食のイベント「バル辛フェスタ」で活用しています。
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 また、内藤とうがらしガーデンでは、戸山高等学校のみなさんと共同で内藤とうがらしの畑作りを行いました。公園のスペースを利用した露地栽培だったので、水やりや除草、害虫防除など、プランターとは違った栽培の苦労もありましたが、害虫を特製とうがらしスプレーで駆除するなど、工夫して問題を乗り越えました。
 現在は収穫した内藤とうがらしを、ビル屋上の空きスペースで干して乾燥させています。食用以外での利用方法として、木酢液と組み合わせた防虫・防臭・妨害獣スプレーを計画しており、歌舞伎町のゴミ置き場などで使うことで、新宿に衛生面での貢献も出来るのではないかと考えています。
 
■学習院女子大学
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 学習院女子大学では、これまでに内藤とうがらしと市販のとうがらしの比較研究や、内藤とうがらしに含まれるアミノ酸の科学分析に取り組んできました。また、内藤とうがらしの育成環境や部位ごとによる栄養成分の違いや、熟成年数による比較についても報告しました。
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 内藤とうがらしは、一般的な鷹の爪、甘長とうがらし、辛とうがらしに比べて、うまみと甘みの成分が圧倒的に多く、また、体の調子を整えるアミノ酸が非常に多く含まれることが分かりました。在来種の自然な野菜だからこそ、大切な栄養素が豊富に含まれているのではないかと考えました。
 部位や育成環境による栄養成分の違いについては、日陰よりも日なたで栽培した方が栄養価が高まり、種や胎座にはアミノ酸が多く、果肉には水分と生理活性物質が多く含まれることが分かりました。
 熟成年数による違いとしては、新物はうま味が強く、必須アミノ酸が多く含まれていることから、美肌やダイエットに効果がありました。1年物はうま味成分が増加し、特にスタミナや疲労回復に効果があるアミノ酸が多く含まれました。2年ものはうま味成分とともに甘み成分も増加し、記憶力やストレス解消に関わるアミノ酸が多くなることが分かりました。
 
 以上で学校やNPOの報告会がすべて終了しました。
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 学習活動では、子どもたちや地域の人々が新宿ゆかりの江戸東京野菜を通して、地域の歴史や文化に目を向け、愛着を感じて一生懸命に取り組んでいる姿が印象的でした。
 東京オリンピック開催に向けて今後ますます地域性が注目されるなか、内藤とうがらしや内藤かぼちゃを通して、新宿の歴史や文化にふれ、親しまれているのが感じられました。
 内藤とうがらしをはじめ、江戸東京野菜にはまだまだ分かっていないことがたくさんあります。野菜の特徴や、美味しい食べ方など、みなさんと情報を共有しながら、これからも活動を続けてゆきたいですね。
(写真:新宿ゆかりの江戸東京野菜・内藤かぼちゃと内藤とうがらし)
 
 私たち国民公園協会は、今後も新宿御苑の歴史を守る取り組みを進めてまいります。 
 
 9月26日(火)から、新宿御苑内エコハウスの展示スペースで内藤とうがらしのテーマ展示がはじまります。
 新宿御苑にご来園の際は、ぜひエコハウスへお立ち寄りください。
 
■【第5回】新宿内藤とうがらしフェア■イベント開催予告!
 とう(10)がらし(4)にちなみ、2018年10月1日(月)から10月8日(月祝)まで、新宿各地で内藤とうがらしの魅力を発信するさまざまなイベントが開催されます。
 
・新宿御苑では2918年10月6日(土)~8日(月祝)に内藤とうがらしの苗などをご紹介する野菜市場を開催します。

2018年9月23日 14:00

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