洋ランの植え替えを行っています

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 今日は暑さが戻り、気温はぐんぐんと34度近くまで上昇し、夏らしい一日となりました。まだまだ夏の園内、大温室のバックヤードでは洋ランの植え替えを行っています。

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 新宿御苑の洋ランの歴史は明治時代にさかのぼります。明治の頃より温室では園芸種だけでなく原種の収集が盛んに行われましたが、昭和のはじめには洋ランの品種改良を行い、数多くのオリジナル品種を作り出しました。現在も「シンジュク」や「フクバ」という名前のついている品種がありますが、これらはすべて新宿御苑で作られたオリジナルの品種です。
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 そんな洋ランたちは、そのまま植えておくと根が生長し鉢に入らなくなってきてしまうことから植え替えが必要で、数年に一度温室担当職員が植え替え作業を行っています。
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 初めに植え替えに使用する土作りを行います。洋らんにはミズゴケを使用することが多いですが、新宿御苑では蘭西洋の培養土や園芸用軽石などを混ぜて使用しています。
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 次に洋ランはウィルスによる病気にかかることがある事から、植え替えに使用する道具の消毒を行います。ハサミなどをトーチバーナーで加熱し、消毒します。
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 準備ができたら植え替え作業を行います。まず古い鉢から出し、枯れているところなどを除去していきます。次に綺麗になった株を新しい鉢に新しい土で植えていきます。最後に水をあげて植え替え作業は終了となります。
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 温室担当職員が日々、保全栽培に取り組む多くの希少植物は、植物の状態に応じて大温室に適宜展示をし、お客様にご覧いただいております。ご来園の際にはぜひ大温室にも足をお運びください。

2018年8月22日 12:40

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