絶滅危惧植物の展示をしています。

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【写真↑:絶滅危惧Ⅱ類(VU)オオアカバナ】
 本日から、インフォメーションセンター館内にて、絶滅危惧植物の展示をしています。新宿御苑では絶滅危惧種の生息域外保全に取り組んでいますが、今回、インフォメーションセンターで展示している植物は寒冷地の絶滅危惧植物です。これは、温室スタッフが、バックヤードにある冷温室で管理しているものです。高温に弱い植物なので、インフォメーションセンター内での展示になりました。
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 人類が誕生してから、かつてないスピードで様々な生き物が姿を消しています。環境省では、日本に生息または生育する野生生物について、絶滅のおそれのある種をカテゴリーごとにまとめたリストを作成し『レッドリスト』として発表しています。以前は5年ごとに見直しを行い公表していましたが、平成27年度から、生息状況の悪化等によりカテゴリー(ランク)の再検討が必要な種について、時期を定めず必要に応じて個別に改訂することとしていて、2017年に公表したレッドリストには絶滅危惧種が38種増加しています。
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【写真↑:絶滅危惧Ⅱ類(VU)ムラサキベンケイソウ】
 特に保護の優先度が高い種については、更に生息状況等に関する詳細な調査の実施等により情報収集を行い、その結果及び生息・生育地域の自然的・社会的状況に応じて「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」に基づく国内希少野生動植物種に指定する等、必要な保護措置を検討しています。
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【写真↑:絶滅危惧Ⅱ類(VU)サンイントラノオ】
 野生生物は本来の自生地で保全することが原則ですが、生息域内での存続が困難な状況に追い込まれた種を守るため、一時的に生息域外において保護することも重要です。新宿御苑は、社団法人日本植物園協会の植物多様性保全拠点園として、また、植物園自然保護国際機構(BGCI)が定める「植物園の保全活動に対する国際アジェンダ」の登録園として、絶滅危惧植物の生息域外保全に取り組んでいます。
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 また、2008年10月から絶滅危惧植物の種子保存を行っています。種子は植物そのものに比べて小さいため、取り扱いがしやすく、場所を取らずに保管することができます。万が一、野生の植物が失われても、種子から栽培して増やしたり、自然に戻したりと、研究・保護活動への活用が期待されています。日本植物園協会および各植物園などと連携して、全国から種子とその自生地の情報を収集し、新宿御苑内の施設で長期保存を行っています。
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【写真↑:準絶滅危惧種(NT)フジバカマ】
 秋の七草のフジバカマは、準絶滅危惧種です。かつて身の回りにあった植物が姿を消していくのは悲しいことです。
 インフォメーションセンターの絶滅危惧植物をご覧いただき、この機会にご注目ください。

2018年8月 4日 10:00

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